知られざる名曲 番外編9 Abendlied(夕べの祈り)/ ラインベルガー
今回は、「曲」より「演奏家」に焦点を当てたいと思い、番外編とさせて頂きました。
コロナ禍の今、最も聴いてほしい 声楽グループ VOCES 8(ボーチェス エイト) の演奏をお聴き下さい。
VOCES 8 (ヴォーチェス エイト)は、ウェストミンスター寺院聖歌隊出身者で結成された英国の8人の若手歌手による、ア・カペラ・グループです。
その素晴らしいパフォーマンスと洗練された歌唱力、紡ぎ出すハーモニーは国際的にも高い評価を得ています。そしてヨーロッパ、アメリカ、アフリカ、アジア(日本含む)などの演奏旅行は大成功を収めています。
画像出典 https://anam.com.au/anam-blog/shared-experience-voices8
■ 心の平安が免疫力を高める
当シリーズでは度々、宗教曲をご紹介してきましたが、これは私たちの心の平安を得るためです。
世界は、分断と格差の中にあり、コロナ、覇権争い、異常気象、病気が暗い影を落としています。
しかし、その解決策はなく、狂気と無関心が蔓延しています。
この救いようのない混沌とした世界で、私たちは日々不安にさらされているのです。
せめて数分間、曲の流れている間だけでも 純粋な音楽の世界に浸り、癒されたいと思うのは、私たちの「内なる声」ではないでしょうか。
■ 知られざる名曲 番外編9 Abendlied(夕べの祈り)/ ラインベルガー
ヨーゼフ・ガブリエル・ラインベルガー(Josef Gabriel Rheinberger、1839 - 1901)は、リヒテンシュタインの首都ファドゥーツに生まれ、ドイツ帝国のミュンヘンに没した作曲家、オルガン奏者、指揮者。
「Abendlied(夕べの祈り)」は、ラインベルガーの作品のなかでも最も人気の高い 六声の無伴奏作品です。
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