知られざる名曲を考察する(10)心の休日
■ 知られざる名曲シリーズ 100曲に
お陰様で、当シリーズも100曲に達しました。
この100曲の中に、皆様に気に入っていただけた曲はありましたでしょうか?
「知られざるクラシック名曲の宝庫を開ける」シリーズは、クラシックのジャンルを超えて「映画音楽」など洋楽・邦楽全般を見渡し、メロディが美しい曲、心に沁みる曲、一度聴いたら忘れられない曲にスポットを当ててまいりました。
特に、現代音楽は 映画音楽に活路を見出しており、多くの名曲が存在します。現代音楽は、映画音楽抜きでは成り立たなくなっています。
既成のクラシックコンサートが、映画音楽など、古典にとらわれない選曲を取り上げることで、新たなクラシックファンを獲得するチャンスが到来すると確信しています。
その意味で、微力ながら当シリーズもお役に立ちたいと願っております。
■ おねがい
さて、当シリーズは、本年(2021年)2月25日にスタートして7か月、約2日に1曲のハイペースで記事をアップしてきましたが、今後は少しペースダウンして、他のブログ記事(壺中日月長)とのバランスを取らせて頂きたいと考えています。ご了承下さい。
また、素晴らしいYouTube動画に恵まれて大変ありがたいのですが、どうしてもリンク切れが生じます。
その場合は、可能な限り 動画を差し替えておりますが、視聴できないこともございます。何卒ご容赦下さい。
■ 今回の10曲
91.シューベルト( Schubert、1797 - 1828)オーストリア
92.芥川也寸志(1925-1989)日本
93.ハンス・ジマー(Hans Zimmer, 1957 - )ドイツ
94.マスネ Massenet, 1842 - 1912)フランス
95.ガエターノ・プニャーニ(Gaetano Pugnani, 1731 - 1798 )イタリア
96.フェレール・フェラン(Ferrer Ferran) 1966年 - )スペイン
97.ジョン・ウィリアムズ(John Williams 1932 - )アメリカ
98.ジョヴァンニ・ボッテジーニ(Giovanni Bottesini, 1821 - 1889)イタリア
99.モーリス・ラヴェル( Maurice Ravel 1875 - 1937)フランス
100.アッラ・パブロヴァ(Alla Pavlova 、1952-)ロシア
没後200年以上のバロック期の作曲家から、まだ50代半ばの若い作曲家まで、今回もタイムマシンを使って、珠玉の名曲を揃えたと自負しておりますが、それもこれも全ては、「心の休日」のためです。
混迷の世の中に生きる私たちは、今何よりも「心の休日」が大事です。
メロディが美しい曲、心に沁みる曲、一度聴いたら忘れられない曲の 根底にあるものは、「心の休日」です。
101曲目のスタートにご期待下さい。 壺中日月長
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