知られざる名曲 第85回 おお、大いなる神秘よ/オラ・イェイロ
広島、長崎、終戦、お盆、8月は「祈り」の月です。そう言えば日航ジャンボ機事故も8月でした。
「祈り」にちなんで、今回はミサ曲を聴くことにしました。
ミサ曲「おお、大いなる神秘よ(O Magnum Mysterium)」、イエス・キリスト誕生の秘跡を描いた聖歌です。
作曲はオラ・イェイロ(Ola Gjeilo、1978年 - )。
ノルウェー出身、アメリカ・マンハッタン在住の作曲家、ピアニストです。名前を初めて聞いた方も多いと思います。
彼は5歳のときにピアノと作曲を始め、早くから音楽の才能に恵まれました。やがてノルウェー国立音楽院にてクラシック音楽を学び、その後イギリスの王立音楽院、アメリカの名門ジュリアード音楽院へと移り作曲の修士号を得ました。
クラシック音楽が主であり、賛美歌など宗教的な題材をモチーフにした楽曲が多いのが特徴です。(一部Wikipediaより)
「おお、大いなる神秘よ(O Magnum Mysterium)」
おお、大いなる神秘よ
驚くべき秘蹟よ
動物達は主が生まれたのを見た
飼葉桶(かいばおけ)に横たわっている主を
「馬小屋の扉を開けたら、幼子キリストの周りは柔かく優しい光に包まれている。
そうろくの炎が穏やかに揺らめく。その周りでマリアと動物達がこの秘蹟に賛嘆している。」
合唱:Kammerchor "Hiroshima Kantorei" (広島カントライ)
指揮:寺沢 希 チェロ独奏は 宮本 隆一 氏です。
■ 第85回 おお、大いなる神秘よ/オラ・イェイロ
静寂の中でキリストの誕生の喜びと聖母マリアへの讃美が歌われます。
私達は歌詞と音楽でその情景を思い浮かべることが出来ます。
キリストやマリアの美しい魂を感じ取ることが出来ます。
« 知られざる名曲 第84回 交響曲第1番 第3楽章より/佐村河内守・新垣隆 | トップページ | 知られざる名曲 第86回 愛のワルツ/パトリック・ドイル »
「音楽」カテゴリの記事
- 知られざる名曲 第278回 ノクターン9番 / フィールド (2024.12.03)
- 知られざる名曲 第277回 ラルゴ / ヴェラチーニ(2024.11.29)
- 知られざる名曲 第276回 ラドロー / ジェームズ・ホーナー(2024.11.24)
- 知られざる名曲 第275回 ロマンス (遺作) / スクリャービン(2024.11.22)
「知られざるクラシック名曲の宝庫を開ける」カテゴリの記事
- 知られざる名曲 第278回 ノクターン9番 / フィールド (2024.12.03)
- 知られざる名曲 第277回 ラルゴ / ヴェラチーニ(2024.11.29)
- 知られざる名曲 第276回 ラドロー / ジェームズ・ホーナー(2024.11.24)
- 知られざる名曲 第275回 ロマンス (遺作) / スクリャービン(2024.11.22)