2024年12月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

開設以来のバックナンバー

書の作品

  • Img_20190628_0001_new
    師匠である 安田朴童先生、馬淵仙園先生のお手本を見て書かせていただいています。少しですが自己流の書もあります。 まだまだ未熟ですが、精進して参りますので、ご支援の程お願い致します。

左上の ▶ 再生ボタンを押して下さい。バッハ、イタリア協奏曲が流れます。もう一度押せば止まります。

壺中日月長とは

  • ある町に住む薬売りの老人(実は仙人)は、店先にぶらさがっている壺に時々身を隠してしまいます。 壺の中は別天地。時は悠々と流れ、豊かで充実した人生がありました。 人は、心の持ち方で、このような境涯に達することが出来るのでしょうか。 定年後は、「何をしてもいい自由」と、「何もしなくてもいい自由」 を得たのですが、私も壺中日月長の心境で、悠々としながらも豊かで充実したセカンドライフを目指したいと思います。 このブログは、そんな日々の出来事や思いを書き留めたいと始めました。
フォト
無料ブログはココログ

« 知られざる名曲 第83回 弦楽四重奏曲「菊の花」/プッチーニ | トップページ | 知られざる名曲 第85回 おお、大いなる神秘よ/オラ・イェイロ »

2021年8月 7日 (土)

知られざる名曲 第84回 交響曲第1番 第3楽章より/佐村河内守・新垣隆

2014年2月5日の記事音楽界に衝撃走る 佐村河内氏の告白」以来、当ブログは事件の真相に迫ろうと75本の記事をアップして、佐村河内氏と新垣氏を追いかけてきましたが、あれから7年以上過ぎ、あらためてCDで「交響曲1番(HIROSHIMA)」を聴くと、ちょうど8年前(2013年7月11日)コンサートホールで聴いた感動が蘇ってきました。

広島、長崎に原爆が投下されたこの時期、この曲を風化させないためにも、今回の「知られざる名曲」は、交響曲第1番 第3楽章(佐村河内守・新垣隆)に決めました。事件の騒動と作品自体の完成度は関係がないと考えます。

650x_image
画像 Japan Billboard https://www.billboard-japan.com/d_news/detail/13734/2

佐村河内 守(さむらごうち まもる、1963 - )は、広島県出身の作曲家。
NHKスペシャル「魂の旋律 〜音を失った作曲家」で脚光を浴び、「交響曲第1番」のCD売上がオリコン週間総合チャートで2位を獲得、クラシックCDでは異例の販売枚数17万枚を記録しました。

その後、「交響曲第1番HIROSHIMA」全国ツアーが開始、全国30か所、各地の12のオーケストラが演奏することになりますが、ゴーストライター問題が発覚、2014年3月7日、佐村河内氏による謝罪の記者会見が行わました。(Wikipedia参照)


新垣 隆(にいがき たかし、1970 - )は、日本の作曲家、ピアニスト。
現在は、桐朋学園大学音楽学部講師、桐朋学園大学院大学音楽研究科特任教授、大阪音楽大学短期大学部客員教授、株式会社カンパニーイースト所属。

2014年2月5日、18年にわたり佐村河内守氏のゴーストライターを務めていたことを公表しましたが、代作の実態については「佐村河内氏は実質的にはプロデューサーだった。彼のアイデアを実現するため、私は協力をした」、「彼が依頼し、私が譜面を作って渡すという、そのやり取りだけの関係」、「彼と私の情熱が非常に共感し合えた時もあったと思う」などと語っています。(Wikipediaより)

二人は18年間 音楽的に信頼関係にあり、数々の作品を世に出したわけですが、その頂点とも言える作品が「交響曲第1番HIROSHIMA」でした。


一時間以上の大曲(全曲演奏 YouTube動画 )なので、今回は終楽章(第3楽章)終結部の「天昇コラール」と呼ばれる感動的な音楽をお聴き下さい。

■ 第84回 交響曲第1番 第3楽章より「天昇コラール」/佐村河内守・新垣隆



拍手は鳴りやまず、聴衆の多くは涙しました。

全曲演奏 YouTube動画のフィナーレを、ボリュームを上げて是非ご覧ください。


※当ブログ参考記事 映画「FAKE」を観る

« 知られざる名曲 第83回 弦楽四重奏曲「菊の花」/プッチーニ | トップページ | 知られざる名曲 第85回 おお、大いなる神秘よ/オラ・イェイロ »

音楽」カテゴリの記事

知られざるクラシック名曲の宝庫を開ける」カテゴリの記事