知られざる名曲 番外編 Misirlou(ミシルルー)/ギリシャ伝承曲
この曲は、ギリシャ伝承曲ですが、クラシックとは言い難いですから、「番外編」とさせていただきます。
敢えて番外でもこのシリーズに加えた理由は、アップテンポの音楽が気分を高揚させてくれるからです。
すなわち、「ご機嫌なサウンド」が魅力の名曲なのです。
長引くコロナ疲れで精神的に病んでいる方も多いと思います。
本来なら楽しいはずの夏休みやお盆が目の前ですが、気分は落ち込んだままです。
この曲を聴いて、せめて気分だけでも開放されますよう選んでみました。
(期間限定公開)
演奏は、ドイツのチェロオーケストラ、バーデン=ヴュルテンベルク。
すべての年齢と、すべての演奏レベル(プロアマ問わず)の、最大120人のチェリストからなるオーケストラです。
Misirlou(ミシルルー)は、トルコ語のムスルル(Mısırlı)の借用である。これはムスル(Mısır, 「エジプト」を意味するアラビア語で مصر ミスル)に、「~出身」を意味する接尾辞~ル(-lı)を加えた語である。したがって、「ミシルルー」は「エジプト出身」という意味にしかならないが、歌詞の内容から「エジプト娘」の意味であることが明らかである。(Wikipediaより)
■ 知られざる名曲 番外編「Misirlou (ミシルルー)」/ギリシャ伝承曲 (編曲 Gunther Tiedemann)
このYouTube動画を見るには、下記アドレスをクリックして下さい
https://www.youtube.com/watch?v=ixXW-7yKyYM
8ビートのリズムに乗って、演奏者本人(チェリストたち)が楽しんでいます。
その様子を見ている聴衆も楽しくなるのです。
ステージも客席も、今では考えられない「密々状態」です。
(コロナ発生約2年前の2018年2月11日のライブ)
写真 ACワークス(株)
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