知られざる名曲 番外編2 チェコ共和国 国歌 「わが故郷は何処に」/ シュクロウプ
折しも東京2020開催中で、色々な国の国歌を聞くことも多いと思います。
国歌には意外と知られざる名曲があります。
今回は「知られざる名曲 番外編2」として、チェコ共和国の国歌をお聞き下さい。
作曲者は、フランティシェク・ヤン・シュクロウプ (Frantisek Jan Skroup 1801 - 1862)。
チェコ・ロマン派音楽の作曲家。舞台音楽の作曲家として活躍しました。
原曲は、シュクロウプ作曲のオペラ "Fidlovačka aneb Žádný hněv a žádná rvačka " で使用された旋律がベースになっています。
チェコの国歌は、オペラの旋律が使われていたんですね。
ちなみに、チェコスロバキア時代は、1番をチェコ国歌、そして2番をスロバキア国歌で歌われていたそうです。
わが故郷よ いずこ
わが故郷よ いずこ
猛る水は 草地を横切り
松の木々は 岩山にざわめく
庭は 春花に燦然と輝き
眼前に広がる 地上の楽園!
これぞ かの美しき国
わが故郷 チェコの国
わが故郷 チェコの国!
演奏は、ピーター・ブレイナー指揮・スロヴァキア放送交響楽団
■ 知られざる名曲 番外編 チェコ国歌 「我が故郷は何処に」/ シュクロウプ
香り高い名品と言えるでしょう。素敵な国歌です。
♬音楽で癒されよう
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