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2021年7月15日 (木)

知られざる名曲 第72回 チェロとピアノのためのソナタ/アンドレ・ギャニオン

もう20年くらい前に、ふと買ったCD「心の旅人」(ビクター)。

その15曲目「あなたに惹かれて」という曲が入っていました。
聴いてみると、そのあまりの美しさにすっかり魅了されました。その時の感動は今も覚えています。

「あなたに惹かれて」という曲に私自身が強く惹かれたのです。

曲を作ったのは アンドレ・ギャニオン
(André Gagnon)というカナダの作曲家でした。ご存じの方もあると思います。

あらためて
Wikipediaで調べてみると、

彼は19人兄弟の末っ子として生まれる。4歳の時に教会で聴いた音楽を、自宅のピアノで弾いたことをきっかけにピアノを始める。6歳ですでに作曲を始め、10歳でコンサートを開きデビューした。

そしてモントリオールにある音楽学校でピアノ、和声、作曲、音楽理論を学んだ後、クラシックを学ぶためパリへ留学する。

留学中にポピュラー音楽に出会ったことで強い衝撃を受け、クラシックとポピュラーの架け橋になる音楽活動を志す。1967年にモントリオール交響楽団で自ら企画したコンサートにピアニストとして参加、その地位を確立する。

まさにクラシックとポピュラーの架け橋になる 名曲をたくさん書きましたが、この曲は明らかにクラシック色が強い曲です。

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CD「心の旅人」ジャケット

アンドレ・ギャニオンは、昨年(2020年)暮れに84歳で亡くなりましたが、その音楽は今も世界中で愛されています。

この「知られざる名曲」でご紹介出来ることは幸せの一言に尽きます。

■ 第72回 チェロとピアノのためのソナタ(あなたに惹かれて)/アンドレ・ギャニオン(1936-2020)



憂いを含んだ音楽です。

惹かれあうピアノとチェロ、しかし憂いが漂います。

人生と一緒ですね。

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