2024年12月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

開設以来のバックナンバー

書の作品

  • Img_20190628_0001_new
    師匠である 安田朴童先生、馬淵仙園先生のお手本を見て書かせていただいています。少しですが自己流の書もあります。 まだまだ未熟ですが、精進して参りますので、ご支援の程お願い致します。

左上の ▶ 再生ボタンを押して下さい。バッハ、イタリア協奏曲が流れます。もう一度押せば止まります。

壺中日月長とは

  • ある町に住む薬売りの老人(実は仙人)は、店先にぶらさがっている壺に時々身を隠してしまいます。 壺の中は別天地。時は悠々と流れ、豊かで充実した人生がありました。 人は、心の持ち方で、このような境涯に達することが出来るのでしょうか。 定年後は、「何をしてもいい自由」と、「何もしなくてもいい自由」 を得たのですが、私も壺中日月長の心境で、悠々としながらも豊かで充実したセカンドライフを目指したいと思います。 このブログは、そんな日々の出来事や思いを書き留めたいと始めました。
フォト
無料ブログはココログ

« 知られざる名曲 第52回 交響曲第1番/カリンニコフ | トップページ | 知られざる名曲 第54回 波の盆/武満徹 »

2021年6月10日 (木)

知られざる名曲 第53回 涼しき谷間に/グリュック

涼しい谷間で
水車が回る
そこに住んでいた
あの人はもういない

In einem kühlen Grunde,
Da geht ein Mühlenrad,
Mein' Liebste ist verschwunden,
Die dort gewohnet hat.

という歌詞で始まる グリュック作曲、アイヒェンドルフ詩の歌曲があります。
今日の「知られざる名曲」は、このロマンティックなドイツの歌曲にしました。

2331111_s
画像 ACワークス(株)


ヨハン・フリードリヒ・グリュック( Glück 1793 - 1840)は、ドイツの作曲家ですが、牧師でもありました。地元の修道院で音楽への愛情を見出したとされています。
※同じドイツのオペラ作曲家グルック( Gluck, 1714 - 1787)とは違います。

また、詩人のアイヒェンドルフは、今日でも賞賛されている最も重要なドイツの作家の一人に数えられています。特に自然と牧歌的な描写は、その背後に、地球、自然、魂の解釈のための比喩的象徴主義の複雑なネットワークがあると言われています。


■ 第53回 涼しき谷間に(In einem kühlen Grunde) フリードリヒ・グリュック(Friedrich Glück)



歌っているのは、2012年にプロのオペラ歌手4人で結成された男性ボーカル カルテット “カントソノール”( cantoSonor  http://www.cantosonor.eu/  )です。

不実の愛に苦悩する青年の嘆きを、やわらかなハーモニーに包んで慰めるかのように歌います。



♬音楽で癒されよう

知られざるクラシック名曲の宝庫を開けるシリーズ

« 知られざる名曲 第52回 交響曲第1番/カリンニコフ | トップページ | 知られざる名曲 第54回 波の盆/武満徹 »

音楽」カテゴリの記事

知られざるクラシック名曲の宝庫を開ける」カテゴリの記事