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  • ある町に住む薬売りの老人(実は仙人)は、店先にぶらさがっている壺に時々身を隠してしまいます。 壺の中は別天地。時は悠々と流れ、豊かで充実した人生がありました。 人は、心の持ち方で、このような境涯に達することが出来るのでしょうか。 定年後は、「何をしてもいい自由」と、「何もしなくてもいい自由」 を得たのですが、私も壺中日月長の心境で、悠々としながらも豊かで充実したセカンドライフを目指したいと思います。 このブログは、そんな日々の出来事や思いを書き留めたいと始めました。
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2021年6月29日 (火)

知られざる名曲 第62回 The Lady Caliph/エンニオ・モリコーネ

エンニオ・モリコーネ(Ennio Morricone, 1928- 2020) と言えば、「荒野の用心棒」「夕陽のガンマン」(1960年代)などのマカロニウエスタンで、世界的に有名になったイタリアの映画音楽の大家です。彼なしにイタリア映画を語ることは出来ません。

その後も「ミッション」「ニュー・シネマ・パラダイス」「海の上のピアニスト」など多くの映画音楽を手がけ、アカデミー賞にも輝きました。

モリコーネの父親は、彼に楽譜を読んだり、いくつかの楽器を演奏したりすることを教えました。彼は6歳のときに最初の作品を書き、12歳で音楽院に入り、作曲、合唱音楽、トランペットを学びました。(1954年 サンタ・チェチーリア音楽院 卒)

彼はただの優れた映画音楽家ではありません。彼は優れた作曲家です。
ジュゼッペトルナトーレ(イタリアの映画監督)

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クラシック曲(バロック~現代)、映画音楽、イージーリスニング、またはヒーリングミュージックの間には大きな壁はありません。

当サイトの考えでは、クラシック的な確かな手法で書かれた作品であれば、「知られざるクラシック名曲の宝庫を開ける」としてご紹介して参ります。

実際に、クラシック古典曲の中にも「革新的な曲」はありますし、逆に映画音楽や近現代のクラシック曲にも「古典的な曲」は多く存在します。

要は、旋律が美しい曲、心に響く曲、印象的で忘れられない曲が、「名曲」の基準です。さらにビジュアルも加味して選曲しています。

その観点から今回の名曲を選びました。


■ 第62回 The Lady Caliph”La Califfa” ラ・カリファ)/エンニオ・モリコーネ



このイタリア映画(1971年制作)は、何故か日本未公開です。テーマ曲は、サラ・ブライトマンもイタリア語で「LaCaliffa」として歌っているようですが、日本ではあまり知られていません。まさに「知られざる名曲」です。

演奏は、ローマシンフォニエッタ(Roma Sinfonietta)、チェロ独奏は世界的なチェリスト ヨーヨー・マ(Yo-Yo Ma)です。

脳にメモリーされた過去の想い出がスクリーン(脳裏)に映され、その時の感情が蘇り、そして傷口が癒されていく・・・なんの副反応も無い「音楽」と言う秘薬の効用です。

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