知られざる名曲 第61回 クラリネット協奏曲/ヴィヴァルディ
「四季」で有名な ヴィヴァルディ1678 - 1741) ですが、彼が活躍したバロック時代にはクラリネットはありませんでした。
したがって、クラリネット協奏曲というタイトルは正確ではありません。クラリネットを使って協奏曲風にアレンジした楽曲という意味です。
原曲は ヴィヴァルディの歌劇『館のオットーネ』です。この音源は世界初録音となります。
当「知られざる名曲」シリーズは、YouTube動画を使わせていただいています。
聴覚 + 視覚 の相乗効果で、より豊かな音楽体験ができるからです。
今回はビジュアル的にも、クラリネットの魔術師 マーティン・フロスト(1970年 - 、スウェーデン)の「動」と「静」のハーモニーが見所です。
■ 第61回 クラリネット協奏曲 No.1 (聖アンジェロ)Ⅲ/ヴィヴァルディ
目の覚めるような印象的な音楽で始まり、次第に高揚して流麗を極めます。
後半は、スローモーションのような踊り子の美しいフォルムに、一瞬時を忘れてしまいます。
わずか2分36秒の動画に、「動」と「静」のストーリーを感じていただけましたでしょうか。
画像 ACワークス(株)
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