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  • ある町に住む薬売りの老人(実は仙人)は、店先にぶらさがっている壺に時々身を隠してしまいます。 壺の中は別天地。時は悠々と流れ、豊かで充実した人生がありました。 人は、心の持ち方で、このような境涯に達することが出来るのでしょうか。 定年後は、「何をしてもいい自由」と、「何もしなくてもいい自由」 を得たのですが、私も壺中日月長の心境で、悠々としながらも豊かで充実したセカンドライフを目指したいと思います。 このブログは、そんな日々の出来事や思いを書き留めたいと始めました。
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2021年5月28日 (金)

知られざる名曲 第47回 Pastoral Fantasy/藤掛 廣幸

知られざるクラシック名曲の宝庫を開ける

今回は日本の現代作曲家 藤掛 廣幸のマンドリンオーケストラ曲「Pastoral Fantasy(パストラル ファンタジー)」をご紹介したいと思います。

藤掛 廣幸(ふじかけ ひろゆき、1949年 - )は、岐阜県出身。
日本を代表する作曲家の一人として、管弦楽、マンドリン曲、吹奏楽、オペラ、ミュージカル、バレエ、ピアノ曲、合唱曲、映画音楽等、多岐にわたる作品を書く一方、シンセサイザーやコンピューターを駆使した演奏家としても評価されています。

1977年には、世界三大コンクールの一つである エリザベート王妃国際音楽コンクール作曲部門で、管弦楽のための「縄文譜」が、日本人として初めてグランプリを受賞しました。

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画像 ACワークス(株)

もう40年以上も前ですが、この曲を初めて聴いた時は感動しました。
パストラルファンタジー、まさに牧歌的な幻想曲です。

農耕民族だった日本人の原風景を感じさせる叙情的な曲想と、フーガによる躍動的な曲想が、大きな起伏をもって描かれており、マンドリン合奏曲として、不朽の名作と言わねばなりません。

この曲は、もともとマンドリンオーケストラのために作曲されましたが、今回は「ヴァイオリンとマンドリンオーケストラ用」の版をお聴き下さい。最後まで聴かれることをお勧めします。


■ 第47回 Pastoral Fantasy(パストラル ファンタジー)/藤掛 廣幸



ヴァイオリン独奏の 伊藤亜美(尾池 亜美)さんはじめ、演奏家のすべてがこの曲を「演奏する歓び」を感じながら演奏しています。
この名曲に、この名演あり。この曲を聴いて日本人の原点を思い出して下さい。




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今までご紹介した記事を、第1回から順に並べて見やすくした「知られざるクラシック名曲の宝庫を開けるシリーズ」を、アーカイブとして公開(順次更新)しております。是非ご参照下さい。

知られざるクラシック名曲の宝庫を開けるシリーズ


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