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    師匠である 安田朴童先生、馬淵仙園先生のお手本を見て書かせていただいています。少しですが自己流の書もあります。 まだまだ未熟ですが、精進して参りますので、ご支援の程お願い致します。

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壺中日月長とは

  • ある町に住む薬売りの老人(実は仙人)は、店先にぶらさがっている壺に時々身を隠してしまいます。 壺の中は別天地。時は悠々と流れ、豊かで充実した人生がありました。 人は、心の持ち方で、このような境涯に達することが出来るのでしょうか。 定年後は、「何をしてもいい自由」と、「何もしなくてもいい自由」 を得たのですが、私も壺中日月長の心境で、悠々としながらも豊かで充実したセカンドライフを目指したいと思います。 このブログは、そんな日々の出来事や思いを書き留めたいと始めました。
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2021年5月25日 (火)

知られざる名曲 第46回 ゴッドファーザー ワルツ/ニーノ・ロータ

待ちに待ったイタリアの作曲家 ニーノ・ロータ にスポットを当てます。

ニーノ・ロータ(Nino Rota, 1911 - 1979)は、言わずと知れた映画音楽の作曲家ですが、本人は「本業はあくまでクラシックの作曲であり、映画音楽は趣味に過ぎない」と言っていました。
実際に、13歳でオペラを作曲し、ミラノ音楽院、サンタ・チェチーリア音楽院で学び、その後 指揮者トスカニーニに勧められ 渡米して名門カーティス音楽院に進んでいます。あのフリッツライナーから指揮を学んだとも言われています。

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卒業後、当時まだ新進映画監督だった フェデリコ・フェリーニ との出会いがきっかけで、映画音楽の道に入りました。そして、ゼフィレッリ監督の「ロミオとジュリエット」、コッポラ監督の「ゴッドファーザー」の音楽を手掛け、世界的な評価を得ることになったのです。

一方、クラシック音楽の世界でも、オペラ10曲、バレエ5曲、協奏曲、オーケストラ曲、合唱、室内楽作品を遺しました。その多くはCDに録音され、リリースされています。尚、最もよく知られているのは「弦楽のための協奏曲 」です。 

しかし今回はやはり映画音楽から彼の代表作「ゴッドファーザー」より メインテーマ「ワルツ」を選びました。「愛のテーマ」はご存じでも、この曲は意外と知らない方も多いと思いますが、一度聴いたら、その哀愁に満ちた音楽の虜になるでしょう。


■ 第46回 ゴッドファーザー ワルツ(godfather waltz)/ニーノ・ロータ(Nino Rota, 1911- 1979)

ヴァイオリンはダニエル・ホープ(Daniel Hope)、ピアノはクリストフ・イズラエル (Christoph Israel)です。

二人は、COVID-19のパンデミックに対応して、コンサートホールやスタジオではなく、ダニエル・ホープのリビングルームから「Hope @ Home」というタイトルで「YouTube配信」を始めました。

人々の嘆きや悲しみを受け止め、優しく抱きしめるような音楽が、このアンティークな小部屋から世界中に広がっていくことを祈ります。



知られざるクラシック名曲の宝庫を開けるシリーズ

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