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    師匠である 安田朴童先生、馬淵仙園先生のお手本を見て書かせていただいています。少しですが自己流の書もあります。 まだまだ未熟ですが、精進して参りますので、ご支援の程お願い致します。

左上の ▶ 再生ボタンを押して下さい。バッハ、イタリア協奏曲が流れます。もう一度押せば止まります。

壺中日月長とは

  • ある町に住む薬売りの老人(実は仙人)は、店先にぶらさがっている壺に時々身を隠してしまいます。 壺の中は別天地。時は悠々と流れ、豊かで充実した人生がありました。 人は、心の持ち方で、このような境涯に達することが出来るのでしょうか。 定年後は、「何をしてもいい自由」と、「何もしなくてもいい自由」 を得たのですが、私も壺中日月長の心境で、悠々としながらも豊かで充実したセカンドライフを目指したいと思います。 このブログは、そんな日々の出来事や思いを書き留めたいと始めました。
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2021年5月 6日 (木)

知られざる名曲 第39回 「マタイ受難曲」より「憐れみ給え、わが神よ」/バッハ

知られざるクラシック名曲の宝庫を開ける

有名作曲家の知られざる名曲、真打登場と言うことで、今回は ヨハン・ゼバスティアン・バッハ の隠れた名曲にスポットを当てることにしました。

言うまでもなくバッハは、バロック時代のドイツの作曲家で、日本では小学校の音楽授業で「音楽の父」と教えてきました。
ヴァイオリン曲「G線上のアリア」や、オルガン曲「トッカータとフーガ」などは特に親しまれています。

しかし、生前のバッハは作曲家というよりもオルガン奏者として知られ、作曲家として評価されたのは、死後79年経った1829年、「マタイ受難曲」のベルリン公演(聖トーマス教会)がきっかけでした。バッハを世に出したのは、この時「マタイ受難曲」を指揮したメンデルスゾーン(当時20歳)だと言われています。バッハの原点は「マタイ」にあったと思います。

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もうずいぶん昔ですが、ある音楽雑誌社が「あなたが、無人島へ行くことになったら、どんな曲を持っていきますか?」というアンケートを行い、その結果は「マタイ受難曲」が1位でした。ちなみに2位はモーツァルトの「魔笛」だったと記憶しています。

もし、世界が滅亡するので人類が火星に移住することになり、1曲だけ、その宇宙船に積み込めるCDを選ぶとすれば、クラシック音楽ファンの多くは「マタイ受難曲」を選ぶでしょう。

「マタイ」は人類の遺産です。

その中から、第2部 47曲 アルトのアリアをお聴き下さい。

■ 第39回 「マタイ受難曲」より「憐れみ給え、わが神よ」
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(Johann Sebastian Bach, 1685 - 1750)



ヴァイオリンのオブリガート(助奏)が実に美しいのです。アルトの歌唱が祈りに満ちています。

この動画は、名演の誉れ高い カール・リヒター指揮、ミュンヘンバッハ管弦楽団・ミュンヘンバッハ合唱団。
そしてアルトは、ユリア・ハマリです。




※オブリガート  メロディを引き立たせるため、同時に演奏される別のメロディのことで、助奏ともいう。


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