知られざる名曲 第22回 映画「ある日どこかで」(Somewhere in Time)/ジョン・バリー
知られざるクラシック名曲の宝庫を開ける
今回は、涙なしでは聴けないロマンあふれる音楽を選びました。
人は美しい涙を流すことで心が浄化されると言います。この曲はそんな浄化のための音楽かも知れません。
ジョン・バリー 作曲 映画「ある日どこかで」(Somewhere in Time)の音楽。
ジョン・バリーはイギリス・ヨーク出身の作曲家、指揮者です。多くの映画音楽の作曲を手がけましたが、中でも「007/ジェームズ・ボンド」シリーズは広く知られています。ゴールデングローブ賞とアカデミー賞を5回受賞しています。(wikipedia)
英国作曲家、作家アカデミーのフェローも歴任し、晩年はアメリカに移住して2011年に亡くなりました。
一枚の写真の美女に心を奪われ、彼女に逢いたい一心で68年前の世界へと旅立つ青年。
映画「ある日どこかで」は、1980年アメリカ映画、時を超えて出会う男女の運命的な愛を描いた名作ですが、日本ではあまり知られていません。
劇中音楽には、ジョン・バリーの提案により、ラフマニノフ作曲の「パガニーニの主題による狂詩曲」が使用されました。
この映画は、ラフマニノフとジョン・バリーによって至上の愛を表現し、音楽的にも不朽の名作となりました。
■ 第22回 映画「ある日どこかで」(Somewhere in Time) ジョン・バリー(John Barry, 1933 - 2011 )
しっとりとした音楽の中に、限りなくピュアな情感が、まるでさざ波のように胸に迫ります。
絵画のような映像、切々とした情愛が伝わります。
■ ご参考 ピアノ協奏曲としても純粋なクラシック音楽です。
https://www.youtube.com/watch?v=3B-8q2mq314
文中写真 https://ameblo.jp/one111/entry-10164876649.html
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