知られざる名曲 第33回 スターバト・マーテルより「嘆き憂い悲しめるその御魂は」/ロッシーニ
知られざるクラシック名曲の宝庫を開ける
今回は、イタリアの作曲家 ジョアキーノ・アントーニオ・ロッシーニ(Gioachino Antonio Rossini, 1792- 1868)の、スターバト・マーテルから1曲選びました。
ロッシーニは、「セビリアの理髪師」や「ウイリアムテル」などのオペラ作品で有名ですが、サロン風の歌曲や宗教作品にも定評があります。
その宗教作品「スターバト・マーテル」(ラテン語: Stabat Mater、「悲しみの聖母」)の第2曲目、テノールで歌われる「嘆き憂い悲しめるその御魂は」という曲を聴いてみて下さい。私は初めて聴いた時、その親しみやすい旋律に感激しました。
「悲しみの聖母」
尚、動画で歌っているのは、盲目のイタリアのテノール歌手 アンドレア・ボチェッリです。
彼は12歳の時にサッカーボールを頭に受け脳内出血を起こしたことで先天性緑内障が悪化して失明しました。
しかし、世界最高峰のテノール歌手として知られ、アルバムの全世界売上枚数は9000万枚を超えています。
2020年4月、コロナ禍の中、ミラノ大聖堂で行われた無観客コンサートでは「アメイジング・グレイス」などを歌い、YouTubeストリーミングの同時視聴者数は、史上最大となる280万人にのぼりました。
■ 第33回 「スターバト・マーテル」より「嘆き憂い悲しめるその御魂は」 ロッシーニ
これはもう宗教曲と言うよりオペラアリアです。ロッシーニらしい旋律美、小気味よい行進曲風の伴奏。
アンドレア・ボチェッリの圧倒的な歌唱、ローマのサンタ・マリア・ソプラ・ミネルヴァ教会のライブ映像です。
参考 Wikipedia
絵画 カルロ・ドルチ「悲しみの聖母」国立西洋美術館
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