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    師匠である 安田朴童先生、馬淵仙園先生のお手本を見て書かせていただいています。少しですが自己流の書もあります。 まだまだ未熟ですが、精進して参りますので、ご支援の程お願い致します。

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壺中日月長とは

  • ある町に住む薬売りの老人(実は仙人)は、店先にぶらさがっている壺に時々身を隠してしまいます。 壺の中は別天地。時は悠々と流れ、豊かで充実した人生がありました。 人は、心の持ち方で、このような境涯に達することが出来るのでしょうか。 定年後は、「何をしてもいい自由」と、「何もしなくてもいい自由」 を得たのですが、私も壺中日月長の心境で、悠々としながらも豊かで充実したセカンドライフを目指したいと思います。 このブログは、そんな日々の出来事や思いを書き留めたいと始めました。
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2021年3月 2日 (火)

セルフヒーリング倶楽部 ❾「最高のウォーキングはこれだ!」

江戸時代、日本人は一日3万歩を歩いていました。もちろん、健康を意識してではなく、何処へ行くにも歩くしか交通手段がなかったのです。

車社会の現代、日本人の一日の平均歩数は、男性6,846歩(65歳以上5,597歩)、女性5,867歩(65歳以上4,726歩)だそうです。
※平成29年 厚生労働省の国民健康・栄養調査

この数字は、もちろん江戸時代には遠く及びませんが、それでも意外と多いことに驚きました。
ただ、コロナ禍の昨今では外出自粛の影響でかなり減っていると思います。自分も含め少し心配です。

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さて、「歩数」と「健康」にはどんな相関関係があるのでしょうか。
たくさん歩けば歩くほど「健康」に良いのでしょうか?

今回のセルフヒーリング倶楽部のテーマは、私たちの生活に欠かせない「ウォーキング」についてです。


 歩数と予防できる病気

群馬県中之条町の65歳以上の全住民である5000人を対象に、日常の身体活動と病気予防の関係についての調査結果が以下の表です。

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※クリックで拡大します

この表によると、毎日2000歩で「寝たきり」、4000歩で「うつ病」、5000歩で「認知症・心疾患・脳卒中」が予防出来ます。

そして、米ハーバード大学医学大学院のグループが行った研究では、平均年齢72歳の高齢女性は、1日の歩行が4400歩程度でも、2700歩の人と比べて全死亡リスクが41%も低いことが明らかになりました。

歩数は明らかに健康と関連しています。

しかし、中之条町の調査では、ただ単に歩数だけではなく、歩きにメリハリをつけることが重要だと分かってきました。
普通に歩くだけではなく、時々は「速歩き」で歩くという方法です。

最も理想的な歩きは、1日の平均歩数が8,000歩ほどで、その内速歩きなど」の時間が20分以上含まれていることです。

また、この調査から歩き過ぎは健康を害する恐れもある事が分かっています。


 自治体が注目する「インターバル速歩」

健康増進と医療費抑制のため、今や各地の自治体で「ウォーキング」が積極的に取り入れられています。
先行した群馬県や長野県を始め、静岡県、奈良県、岐阜県、広島県、新潟県、東京都など全国に広がっています。(※厚労省資料参考)

中でも、厚労省の統計(2020年8月新聞発表)で「健康寿命」が男女とも日本一だった長野県(男性81・0歳、女性84・9歳)は、信州大学の能勢博教授が考案した「インターバル速歩」というウォーキングを取り入れて大きな成果を上げています。

このウォーキング法も、歩行に「緩急」のメリハリをつけることが大きな特徴です。
説明よりも動画を見た方が分かり易いと思います。

動画「はじめてみよう!インターバル速歩!!」



歩く時の姿勢については、一般社団法人ECOのサイトを参考にしました。

■ ジャンセンウォーキング(長寿歩行)の姿勢で理想の歩きを


この図を参考に↓ 実際に歩いてみましょう。

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※クリックで拡大します

ジャンセンウォーキング6つのポイント
特に赤字(4~6)は大事です。

1.顔はスマイルで
2.肩の力を抜く
3.腕は楽に振る

4.足は平行にして
(とても大事なポイントです→必ず両足は平行にして歩きます。股関節を痛めないためです)
5.大地をつかむように
(足裏の中心にある「湧泉」というツボに体重を乗せ、大地をつかむように歩く)
6.尾てい骨を丸めて
(少し肛門を閉める感じで尾てい骨を丸めると、自然にお腹が引っ張られるようになり前に歩きやすくなります)

参考サイト ジャンセンウォーキング 一般社団法人ECO



以上、ウォーキングについて考察してみましたが、理想の歩数は8000歩、そのうち20分程度は「速歩き」をして下さい。
インターバル速歩でもOKです。
そして、歩く姿勢は、両足を平行に、尾てい骨を丸め、大地をつかむように・・・

これが最高のウォーキングではないでしょうか。ただ、くれぐれも歩き過ぎにはご注意下さい。

■ 参考サイト

株式会社 健康長寿研究所 http://kenju-jp.com/nsystem/

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