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    師匠である 安田朴童先生、馬淵仙園先生のお手本を見て書かせていただいています。少しですが自己流の書もあります。 まだまだ未熟ですが、精進して参りますので、ご支援の程お願い致します。

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  • ある町に住む薬売りの老人(実は仙人)は、店先にぶらさがっている壺に時々身を隠してしまいます。 壺の中は別天地。時は悠々と流れ、豊かで充実した人生がありました。 人は、心の持ち方で、このような境涯に達することが出来るのでしょうか。 定年後は、「何をしてもいい自由」と、「何もしなくてもいい自由」 を得たのですが、私も壺中日月長の心境で、悠々としながらも豊かで充実したセカンドライフを目指したいと思います。 このブログは、そんな日々の出来事や思いを書き留めたいと始めました。
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2021年3月25日 (木)

知られざる名曲 第18回 恋の繰り言(くりごと)/ジャン=フィリップ・ラモー

知られざるクラシック名曲の宝庫を開ける

今回は、シリーズ第18回目ということで初めてピアノソロ曲を選んでみました。

原曲はクラブサン(チェンバロ)のために書かれた器楽曲です。

作曲は、ジャン=フィリップ・ラモー(Jean-Philippe Rameau, )です。ラモーはフランスの後期バロック時代を代表する作曲家兼音楽理論家でした。クラブサン曲集以外にも、宗教曲やオペラ(フランス語)などが有名です。

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Pixabay

演奏は ヴィキングル・オラフソン(1984- )、アイスランドのピアニストです。

オラフソンは絶対音感と共感覚の両方を持っており、それによって彼は音楽を色に関連付けることが出来ると言います。たとえば、彼はヘ短調を青色に、ロ長調を黄色に、ロ長調を紫色に関連付けているそうです。


■ クラヴサン曲集より "恋の繰り言(くりごと)"  ジャン=フィリップ・ラモー(Jean-Philippe Rameau, 1683 - 1764)



この曲を聴いていると、静かでもの悲しいと同時に、心の安らぎを覚えます。

繰り言とは、「泣き事や不平などをくどくどと言うこと」ですが、曲は透明で清涼感を感じるほどです。

ピアノが美しく響きます。オラフソンさんの演奏にあなたは何色を感じられましたか。

 

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