知られざる名曲 第15回 「白夜の調べ」/イサーク・シュワルツ
知られざるクラシック名曲の宝庫を開ける
「名曲」に定義はありませんが、当ブログは、旋律がきれいであることを「名曲」の条件と致します。
クラシック現代音楽は、その意味で「名曲」がありません。
しかし、映画音楽に道が開かれ、ニーノ・ロータやエンニオ・モリコーネなどの現代作曲家が、旋律の美しい「名曲」を数多く書くようになりました。
調性音楽で作られたこれらの作品を、このシリーズでは今後も取り上げて参ります。
今回は、ロシアの作曲家 イサーク・シュワルツが、日本・ソビエトの合作映画「白夜の調べ(1978年公開 東宝映画)」のために書いた映画音楽です。
「白夜の調べ」は、レニングラード音楽院に学ぶ新進ピアニストの矢代悠子(栗原小巻)と、ソビエトの作曲家 イリアとのラブロマンスです。
映画を見られた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
■ 第15回 「白夜の調べ」イサーク・シュワルツ(Isaak Shvarts 1923 - 2009)
"Melodies of the White Night" Isaac Schvartz
愁いを含んだ甘く切ない音楽、ピアノの美しい響き、情感があふれます。
■ ご参考 2016年、この曲をバックに、フィギアのエフゲニア・メドベージェワ選手が絶品のエレガンスな演技を見せました。
https://www.youtube.com/watch?v=Yiyg1_5Zyuw
画像
https://www.discogs.com/ja/%E3%82%A4%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%AF%E3%83%AB%E3%83%84-%E7%99%BD%E5%A4%9C%E3%81%AE%E8%AA%BF%E3%81%B9/release/13429629
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