知られざる名曲を考察する(2)近現代は見落としがち
「知られざるクラシック名曲の宝庫を開ける」シリーズ 第11回から第20回を終わり、登場した作曲家を見ると、
1.マルケス(Arturo Márquez Navarro、1950 - ) メキシコ
2.アザラシヴィリ(Vazha Azarashvili) 1936‐ ) ジョージア
3.ウォン・ウィンツァン (Wong WingTsan 1949- )イギリス国籍(神戸市出身 )
4.ニールセン(Carl August Nielsen 1865 - 1931) デンマーク
5.シュワルツ(Isaak Shvarts 1923 - 2009) ロシア
6.ドガ (Eugen Doga 1937- ) モルドバ
7.ソウトゥーリョ(Soutullo 1880-1932)、ベルト(Vert 1890-1931) スペイン
8.ラモー(Jean-Philippe Rameau, 1683 - 1764) フランス
9.ケテルビー(Albert William Ketèlbey, 1875 - 1959)イギリス
10 グラナドス( Enrique Granados 1867 – 1916)スペイン
8番のラモー以外は、やはり近現代の作曲家(青字)ですが、知名度はほとんどありません。コンサート(※)で演奏されることも少ないと思います。
※世界有数のコンサート都市 東京では聴ける可能性もありますが、地方都市では難しいと思います。
しかし、YouTubeにアップされている以上、広く世界中に公開されているわけです。
曲によっては、視聴回数が数十万回に上り、やはり見て(聴いて)いる人はたくさんいます。
アザラシヴィリ Wikipedia(GEORGIA)より
その意味で、「知られざる」とは言い難い曲もあります。
知っている人は知っているし、ファンもいると思います。
ただ、このシリーズでは、「知られざる」の意味を、「一般的に知られていない」と解釈します。
その視点に立って、これからも「知られざる名曲」と思われる楽曲をご紹介してまいります。
回りくどい言い方になりました。<m(__)m>
もし、今まで20曲聴かれた中で、「ああ良い曲だなぁ~」と思っていただける曲が1曲でもあれば、こんな嬉しいことはありません。
これからもお引き立てお願いいたします。
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