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    師匠である 安田朴童先生、馬淵仙園先生のお手本を見て書かせていただいています。少しですが自己流の書もあります。 まだまだ未熟ですが、精進して参りますので、ご支援の程お願い致します。

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  • ある町に住む薬売りの老人(実は仙人)は、店先にぶらさがっている壺に時々身を隠してしまいます。 壺の中は別天地。時は悠々と流れ、豊かで充実した人生がありました。 人は、心の持ち方で、このような境涯に達することが出来るのでしょうか。 定年後は、「何をしてもいい自由」と、「何もしなくてもいい自由」 を得たのですが、私も壺中日月長の心境で、悠々としながらも豊かで充実したセカンドライフを目指したいと思います。 このブログは、そんな日々の出来事や思いを書き留めたいと始めました。
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2021年1月 9日 (土)

3密と三密

昨年暮れに発表された、2020年流行語大賞に選ばれたのは、ご存じ「3密」でした。

言うまでもなく、新型コロナウイルス感染拡大防止のために「総理官邸と厚労省が掲げた標語」です。すっかり有名になりました。


実は、言い方は同じ「さんみつ」でも、もう一つの「三密」があったのです。真言密教でいう「三密」です。
ここでは、区別するために、コロナは「3密」、密教は「三密」とします。

そして、当記事の話題は「三密」のほうです。

参考にしたのは、小林昭生著「サイエンススピリチュアルの教科書(産学社刊)」です。最近読んだ本で一番感銘を受けました。


■ 運をよくする「身、口、意」とは

人の「行い」、「言葉遣い」、「心」の三つをまとめて「身、口、意(しんくい)」と言います。
運とは、自分の行い、言葉遣い、心(意識)が作り出している結果なのです。

もし、「自分は運が悪いなぁ」と思う人は、少し自分の日常を振り返ってみましょう。
きっとどこかで、誰かの悪口を言ったり、愚痴をこぼしたり、恨んだりしていませんか?

自分の行動や言葉遣いを点検してみると、「そう言えば、あの人に皮肉を言ったなぁ」とか「あんな些細なことで腹を立てたなぁ」とか出るわ出るわ、正しい「身、口、意」とは真逆のことばかりです。

それでいて「自分は運が悪い」とはよく言えたものです。想いひとつ、言葉ひとつ、行いひとつで人生は劇的に変化していきます。


「身、口、意」を正式には「身密、口密、意密」と言い、これを「三密」と言います。
すなわち、「三密」とは「行動、言葉、意識」のことです(下図)。

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コロナの「3密」とは違って「三密」は、ずいぶん奥深いものだと分かります。
同時に、人生を豊かで実りのあるものにしたいなら、「三密=身口意」を常に意識すれば良いと分かります。

修行僧でもない凡夫には難しいことは承知の上で、この一年、「3密」に気を付けながら「三密」を意識して過ごしたいと思いました。

Img_20210109_0001_new
今年のテーマは「三密=身口意」です。本年も宜しくお願いいたします。

壺中日月長 1月9日

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