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    師匠である 安田朴童先生、馬淵仙園先生のお手本を見て書かせていただいています。少しですが自己流の書もあります。 まだまだ未熟ですが、精進して参りますので、ご支援の程お願い致します。

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壺中日月長とは

  • ある町に住む薬売りの老人(実は仙人)は、店先にぶらさがっている壺に時々身を隠してしまいます。 壺の中は別天地。時は悠々と流れ、豊かで充実した人生がありました。 人は、心の持ち方で、このような境涯に達することが出来るのでしょうか。 定年後は、「何をしてもいい自由」と、「何もしなくてもいい自由」 を得たのですが、私も壺中日月長の心境で、悠々としながらも豊かで充実したセカンドライフを目指したいと思います。 このブログは、そんな日々の出来事や思いを書き留めたいと始めました。
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2020年9月20日 (日)

憂愁ただようクラシック音楽界の話題

■ ベートーヴェン「第九」が聴けない年末

ベートーヴェン生誕250年の今年、本来なら最も盛り上がるはずだった「第九演奏会」は、全国的に中止が相次いでいます。

チケットぴあ 第九サイト を見る限り、首都圏で5公演ほどしか見当たりません。
地方の第九も壊滅状態です。まさに前代未聞です。

■ N響など在京のオーケストラは(万全の感染対策をして)一部実施するようです。日本フィルは、GOTOイベントの申請中とのことです。また、地方の名フィルなどは、プロの合唱団に替えて出演者数を減らすそうです。

Daiku

恒例の「サントリー1万人の第九」も例年通りの開催は困難です。

※その後の情報では、総監督を務める佐渡裕氏の「こんな年だからこそ、人と人とがつながることの大切さを歌った“第九”を、類を見ない規模の歌声として世界に発信すべき」との意向もあり、リモートによる歌声の投稿を受け付け、会場の合唱団とミックスすることで1万人以上の歌声を世界に発信できるよう取り組むこととなりました。

詳細については、「全日本合唱連盟」のガイドラインと「1万人の第九感染対策アドバイザー(感染症対策の専門医2人)」の判断を受け、10月中をめどに決定するそうです。

■ その後の発表で、合唱団1000名、聴衆1000名で行うそうです。



「第九」は、アマチュア合唱団が歌うことが多く、コロナで練習の出来ない今年は中止せざるを得ないのです。


一方、座席の制限は9月19日から解除され(政府方針)され、感染対策さえ万全なら、観客を定員100%入れることが可能になりました(下図)。

しかし、「第九」は大勢の合唱団員がステージに並び、かなりの「蜜」になることから、団員数を制限せざるを得ません。すなわち、歌えない合唱団員もいるのです。しかも「飛沫」の心配もあります。

各ホール(主催者)は慎重です。ワクチンも無い状態では開催は困難でしょう。そして「第九」に限らず、当分クラシックコンサートは自粛傾向が続くと思います。海外から来日する演奏家も制約があります。クラシック音楽界の受難はいつまで続くのでしょうか。

 

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四国新聞 9/19付記事より

日本の師走の風物詩だった「第九演奏会」は、70年以上の歴史上初めて演奏中止に追い込まれました。

師走の風物詩「第九」が聴けないと、年を越せない人もいることでしょう。

あの「歓喜の歌」が聴こえない年末、音楽界は憂愁ただよう年の瀬になりそうです。


■ 何と「パイプオルガン」が売りに出される!

これまた前代未聞の悲しいニュースです。

兵庫県伊丹市が「大型のパイプオルガン譲ります!!」と、希望者を探している。バブル景気の余韻があった1993年、7千万円をかけて市の施設に設置したが、維持・修繕費が高く手放すことになった。「置き場に困った家具じゃあるまいし」。音楽関係者らからは憤りの声も上がる。(朝日新聞デジタル記事より)

伊丹市立サンシティホール内パイプオルガン譲渡先公募について

「解体、搬出、移送等の譲渡に要する一切の費用は譲受人の負担によるものとする 。」とあるので、買い手の負担は大きいと思います。果たして名乗りを上げる人が現れるか心配です。

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@kanbaranoriko

このように、パイプオルガンを設置しているホールは全国にありますが、正直あまり使われることはなく、どのホールも宝の持ちぐされ状態です。多額の維持管理費が負担になり、伊丹市のように手放すことになれば、やはり音楽文化の灯がひとつ消えることになります。

秋風と共に、クラシック音楽界に取って、憂愁の色濃い話題となりましたが、日本では新内閣が始動しました。デジタル庁の創設も良いですが、文化芸術面の充実も是非お願いしたいと思います。

気の重い「芸術の秋」がまもなく到来します・・・


■ パイプオルガンその後

パイプオルガンはその後、ベトナム・ハノイ市のハノイ大聖堂に無償譲渡されることが決まりました。
※2022年6月17日 朝日新聞デジタル記事

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