雨の七夕 長引くコロナの日本列島
今日は7月7日「七夕」です。
でもコロナの影響で、全国の「七夕まつり」は中止になりました。仙台「七夕まつり」を含む 東北3大祭りも中止です。
各地の盆踊りも中止です。マスクをして踊ることは出来ないでしょう。
疫病退散を祈願する 京都の「祇園祭り」も、悪疫を払うという「花火大会」も、コロナには勝てませんでした。
そして、この雨です。天の川は見えそうにありません。
全国的に(沖縄以外)、この一週間は雨模様のようです。熊本の記録的豪雨がとても心配です。全国に波及しませんよう。
画像 ウェザーニュースより
明るいニュースのない日本ですが、コロナは東京以外はかなり収束に向かっているようです。
しかし町では、まだ検温が行われ、マスク着用、アルコール消毒、ソーシャルディスタンスを取るようにと、うるさく言われます。いつまでこんな状況が続くのでしょうか。
やっと公演が再開しつつある クラシック音楽の世界でも、マスクをした指揮者が、マスクを付けたオーケストラ、マスクを付けた合唱団を指揮します。もちろんお客もマスク着用、おまけに客席はガラガラ状態です。
指揮者の井上道義氏は、「自粛の圧力に3月からずっと怒っている」と語っています。(BuzzFeed ニュースより)
そして、「みんな、音楽を聴きに来れなくていいの? この状況に腹をたててよ。受け入れないでほしい」と、音楽ファンにもお怒りのようです。
クラシックに限らず、過剰ともいえるコロナ対策に私たちは疲弊しています。長雨と豪雨が、さらに私たちの気分を暗くさせます。
疫病を退散させるはずの夏祭りも、心を豊かにするはずの音楽も、コロナには勝てません。そんな絶望的な「雨の七夕」でした。
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