コロナウイルス狂騒曲の行方ⅩⅥ「こんなこといつまで続くのか」
菩提寺のご住職が法要に来られました。
ご住職曰く、「読経の間、マスクを外させてもらいますが、よろしいでしょうか?」
当家、「もちろんです。」
チーン、なんまいだー、なんまいだー、チーン。(仏壇に向かい読経が響きました)
〈読経終わり〉
振り向くと同時に、住職はマスクを付けて、うやうやしく礼をして、お布施をカバンに入れてお帰りになりました。
マスクがあるので、お茶もお菓子も召し上がっておられません。
コロナの影響はこんなところにもあるのです。ため息が出ました。
ところが世間では、至る所でマスクが大活躍(?)です。
声を出すのが商売(仕事)なのに、マスクを付けている異常事態。
その異様な光景を集めてみました。
■ 僧侶全員がマスクを付けて読経
宇治市五ケ庄三番割の万福寺で、鈴木健太郎氏撮影 毎日新聞より
■ マスクを付けて祝詞を奏上する神主
■ 能舞台でマスクを付けた地謡の方々
京都観世会例会の能舞台(京都市左京区・京都観世会館) 京都新聞より
■ マスクを付けて歌う歌手
「レフトマイハート」を歌うマークロビンソン(ユニオンスクエア )写真:ジェシカ・クリスチャン、クロニクル
■ 全員マスク姿のプロ合唱団(何故かピアニストはマスクなし)
東京混声合唱団=6月30日、東京都内で(同合唱団提供)中日新聞より
■ 異様な光景は他でも
スイミングスクールやスポーツジムでも、みんなマスクを着用しています。
スポーツジムなら仕方ありませんが・・・
声を出すことが職業の人たちまで、マスクをしたら本来なら仕事になりません。
かと言って、マスクをしなくてもよくなるのは当分先です。待っていたら何も出来ません。
「こんなこといつまで続くのか」 ジレンマはつのるばかりです。
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