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    師匠である 安田朴童先生、馬淵仙園先生のお手本を見て書かせていただいています。少しですが自己流の書もあります。 まだまだ未熟ですが、精進して参りますので、ご支援の程お願い致します。

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壺中日月長とは

  • ある町に住む薬売りの老人(実は仙人)は、店先にぶらさがっている壺に時々身を隠してしまいます。 壺の中は別天地。時は悠々と流れ、豊かで充実した人生がありました。 人は、心の持ち方で、このような境涯に達することが出来るのでしょうか。 定年後は、「何をしてもいい自由」と、「何もしなくてもいい自由」 を得たのですが、私も壺中日月長の心境で、悠々としながらも豊かで充実したセカンドライフを目指したいと思います。 このブログは、そんな日々の出来事や思いを書き留めたいと始めました。
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2020年6月16日 (火)

withコロナ時代の「猫も杓子もオンライン」

■ オンライン万能社会

コロナの影響で、オンラインが大流行(おおはやり)です。

会社ではオンライン会議、学校ではオンライン授業、習い事もオンライン、結婚式も葬式もオンライン、猫も杓子もオンライン、オンライン。

オンラインでは無理だと思われていた「料理教室」や「フィットネスジム」も、いつの間にかオンライン可能になりました。

インターネットとスマホの普及が、このオンライン万能社会を支えています。

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<a href="https://www.photo-ac.com/profile/952531">3120</a>さんによる<a href="https://www.photo-ac.com/">写真AC</a>からの写真

かく言う私も、オンラインでカルチャーセンターのレッスンを受け、オンラインでコンサートを聴き、オンラインで講演会に参加しております。

高齢者には少々ハードルが高いのですが、LINEの「グループビデオ通話」機能や、通話アプリ「ZOOM」を使っての少人数の会議、Webex Meetingsアプリでのカルチャー教室など、不慣れな操作に悪戦苦闘しながらオンラインの恩恵を受けています。

オンラインで事が足るなら、遠くへ出掛ける手間も時間も節約できます。ある意味便利な時代かも知れません。

■ 意思が疎通できない

とても便利なオンラインですが、どうしても画面上での交信なので、どこか空々しさを感じてしまいます。やはり相手と向き合って、お互いの顔の表情(ボディランゲージも含め)を見て、意思の疎通をはかることが大事です。

スピーカーから聞こえる相手の声も、音が割れたり途切れたりして聞き取れないこともあります。こちらの声も上手く伝わっていないかも知れません。
当然、その場の空気感は伝わりません。

一方で、あまり見られたくない自分の顔や、自宅の生活感は丸出し状態です。慣れないせいもありますが、やはり違和感を感じる人も多いでしょう。

しかし、好むと好まざるとにかかわらず、世界はオンライン万能社会に突入したのです。


これまで私たち人間は、目と目を見つめ、時には耳元でささやき、握手をしてコミュニケーションを取ってきました。その上に築かれる信頼関係はこれからどうなるのでしょうか。残念ながらオンラインには限界があります。決して万能ではありません。

オンラインのメリットとデメリットを良く考えてwithコロナ時代を過ごしたいと思います。

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