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    師匠である 安田朴童先生、馬淵仙園先生のお手本を見て書かせていただいています。少しですが自己流の書もあります。 まだまだ未熟ですが、精進して参りますので、ご支援の程お願い致します。

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壺中日月長とは

  • ある町に住む薬売りの老人(実は仙人)は、店先にぶらさがっている壺に時々身を隠してしまいます。 壺の中は別天地。時は悠々と流れ、豊かで充実した人生がありました。 人は、心の持ち方で、このような境涯に達することが出来るのでしょうか。 定年後は、「何をしてもいい自由」と、「何もしなくてもいい自由」 を得たのですが、私も壺中日月長の心境で、悠々としながらも豊かで充実したセカンドライフを目指したいと思います。 このブログは、そんな日々の出来事や思いを書き留めたいと始めました。
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2020年5月 4日 (月)

コロナウイルス狂騒曲の行方 ⅩⅤ

やっと10万円の給付が始まりました。自治体によって給付スピードは違いますが、これで一息つける人もあると思います。あと1か月早ければ、これほど安倍内閣の評価を下げずに済んだかも知れませんが手遅れです。布マスクもまだ届いていません。

ブログを更新するたびに世界の感染者、死亡者数が増えています。350万人が感染して24万7千人の方が亡くなりました。(2020・5・4・16:32現在)

下記の、米国ジョンズ・ホプキンス大学システム科学工学センター(CSSE)の情報サイトには、毎日世界中から10億回のアクセスがありますが、地球規模の感染状況がリアルタイムで発表され、なくてはならない情報サイトと言えるでしょう。

新型コロナウイルス最新情報サイト(CSSE)  パソコン版

新型コロナウイルス最新情報サイト(CSSE) モバイル版


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NHKニュースより

さて日本では、5月末まで「緊急事態宣言」が延長されました。

ステイホームも限界ですし、休校も限界です。商売も限界、会社も限界です。大人も子供も限界。そして何より、コロナ関係の医療従事者も限界だと思います。くそやけで、学校は9月新学期とする案も浮上しました。

コロナ倒産、コロナ失業(解雇)、コロナ離婚、コロナ鬱(うつ)、コロナ自殺、コロナ差別、コロナ偏見、コロナDV、コロナ退学、コロナ詐欺など、このままでは「人間社会」と「経済活動」は崩壊してしまいます。日本もそろそろ出口戦略を考えるべきと思います。


その出口が見え始めたヨーロッパ諸国、アジア各国の状況から、今回のコロナに対する各国の対応について、当ブログが「ランキング形式」で考えてみることにしました。

■ コロナ対応ベスト5

1位、ドイツ 医療体制と補償の充実
人口10万人あたりのICU集中治療室のベッド数は30床、日本(5床)の6倍です。医療崩壊は起きず、致死率も0,4%(最新データ)と断トツに低い成績です。(日本3,2%、アメリカ5,9%、イタリア13,6%)国民の生命を守るドイツ国家の意気込みが分かりました。
また、休業と補償がセット になっていて申請から2日で助成金が振り込まれたり、フリーランスや個人事業主、さらに芸術関係のアーティストにも手厚い支援制度があります。今回、日本はドイツを見習うべきでしょう。メルケル首相の支持率は80%まで上昇しています。

2位、韓国 検査体制、アイデア
「検査は感染抑止のカギ」として、1月時点からPCR検査を全土で実施。現在は、下記グラフの30万件から増え42万件を超えています(日本は韓国の13分の1以下)。また、韓国が始めたドライブスルー検査やウォーキングスルー検査、AIを駆使した感染者の追跡調査などのアイデアは、ニューヨークなど世界のお手本になっています。非常事態宣言もロックダウンもせず「感染拡大」を抑え込んだ韓国の文政権は支持率も上がり、総選挙は圧勝しました。
※韓国のPCR検査などの検疫体制はKポップにちなんで「K検疫」と言われ、政府はそのことを世界にPRしています。
※感染者の追跡調査には、800万台の監視カメラが役に立ちましたが、韓国は世界有数の監視社会です。
※韓国は軍事費9897億ウォン(F35ステルス戦闘機3000億ウォン、海上作戦ヘリコプター2000億ウォン、イージス艦1000億ウォンなど)を削減して、総額12兆2千億ウォンの支援金の一部に当てました。

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3位、台湾 スピード感
台湾のスピードある対応力が世界から賞賛されています。初動が早く、12月末に新型肺炎の情報が入るとすぐさま対策をスタート。12月31日には、武漢-台湾の直行便の乗客に対して、機内検疫の実施を発表。中国政府より早いタイミング(1月24日)で、海外への団体旅行禁止措置を断行、2月6日には中国全土からの入国を禁止3月19日からはすべての外国人の入国を禁止するなどの水際対策を取りました。
最新(5月4日)の感染者数は436人、死者は6人と、中国に地理的に近いにも関わらず極めて好成績です。

※日本が中国全土を含む海外73か国からの入国拒否を決めたのは、4月1日の国家安全保障会議で、実施日は4月3日からです。この約2か月のタイムラグが大きな差を生みました。もちろん、リーダーシップを発揮した蔡英文(さい えいぶん)総統の支持率は就任以来最高とのことです。

4位、ベトナム 死者0
人口9600万人のベトナムで、死者が0人(感染者271人)というのは驚きです。フック首相は、国内の新型コロナウィルス感染者がわずか6名だった1月30日の時点で流行宣言を発令しました。
厳格なロックダウンと隔離政策の中、市民のモラルは高く、日本のような買い占めや転売、トイレットペーパーが無くなるなどという事態は起こりませんでした。市民は常に冷静で秩序正しく相互扶助の精神でこの難局を早期に乗り切ったと言えます。

5位、女性リーダーの国 実行力
ドイツ(メルケル首相)を始め、北欧諸国のアイスランド、フィンランド 、デンマーク、アジアの台湾、ニュージーランド(オセアニア)のトップは女性ですが、今回のパンデミックへの対応力は素早く、実行力が際立っています。日本の安倍首相は「躊躇なく実行してまいります」というのが口癖ですが、危機対応力は女性のほうがあるということが良く分かりました。小池百合子都知事の発信力もしかりです。


■ コロナ対応ワースト5

1位、アメリカ 初動の遅れ、責任転嫁
トランプ政権の初期対応の遅れが爆発的な感染拡大を招きました。全世界の感染者数の3分の1はアメリカです。死者数も7万人に迫り、第1次世界大戦(5万3千人)、朝鮮戦争(3万6千人)、ベトナム戦争(5万8千人)の戦死者を超えています。
ただ経済対策には、追加も含め300兆円を投入するなど支援規模はケタ違いに大きく、給付金は申請不要で自動振り込みだそうです。

トランプ氏は、WHOを中国寄りと批判し拠出金を停止したり、中国政府に対しても、武漢にある研究所から広がった可能性があるとして、制裁や賠償金の請求を検討しています。自国民の生命を守れなかった責任を他に転嫁するもので、新たな火種になりかねません。

2位、日本 遅すぎる対応 愚策の数々
悪評3点セット(30万給付、マスク、動画)や10万円を巡る迷走で大いに評価を下げた安倍政権。官邸官僚の助言や、財務省の意向を反映させた支援策はことごとく失策となり内閣支持率はダウンしました。野党第1党の立憲民主党がだらしがないので助かっていますが、もう末期的かも知れません。起死回生の一打は、消費税減税しかありません。

※あえて日本の良い点を言えば、人口に比べて死亡者が少ないことです。今の日本の感染病の医療体制(防護服や呼吸器が不足、検査機器の不足、専門の医師も不足、ICUも少ないなど)では、PCR検査を市中の一般病院で行ったら、たちまち院内感染して死亡者が急増していたでしょう。ですから、日本の医療体制の不備は、結果として良い方向になったとも言えます。

3位、ブラジル 人命軽視 危機感の欠如
ブラジルのボルソナロ大統領は支持者らを前に「新型コロナウイルスには国民の70%が感染する。どうすることもできない」と発言したと言われています。失業者増大を最も懸念するボルソナロ氏は「感染は終わらないが、我々は働かなければならない」と経済活動優先を訴えています。しかし感染による国内の死者は7千人を超えています。あまりに危機感がありませんが、貧困と犯罪のブラジルでは経済を止めることは出来ないのでしょう。

4位、イタリア スペイン 医療崩壊
両国とも20万人を超える感染者と10%以上の高い致死率は、医療崩壊の典型的な状況でした。ラテン系の民族性もあったかも知れませんが、少し油断して手遅れになったようです。
日本も医療崩壊寸前ですが、国民の努力で何とかオーバーシュートを抑え込んでいます。日本は医療大国(年間医療費43兆円)ですが、医療先進国ではありませんでした。ひとつ間違えば、日本もイタリアやスペインと同じ道を進んでいたかと思うとゾッとします。

5位、ロシア 急速な感染拡大
首相や閣僚まで感染が拡大して、今や感染者は14万人を超えています(20万人という報道もあり)。急速な拡大への有効な対策は見えていません。歴史的な原油安に加え、コロナショックでロシアの経済は大打撃を受けていますが、ミサイルなどの軍事産業は増強しています。


こうして記事としてまとめてみると、各国の対応ぶりに大きな違いがあります。限られた情報によるランキング(見解)ですので、個人的な意見としてお読み下さい。
繰り返しになりますが、日本は、スピード感を台湾に、検査体制を韓国に、そして総合力(医療体制、補償)をドイツから学ぶべきだと思いました。


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