コロナウイルス狂騒曲の行方 Ⅻ
外出自粛の中、お世話になっているDADA'sブログさんの美しい花の写真に魅せられました。心が和みます。
世の中はコロナ一色で、不安とストレスが交錯する毎日をお過ごしのことと思います。
さて、日本赤十字社では小冊子の中で、第2、第3の感染に注意するよう呼び掛けています。第2、第3の感染とは?
ウイルス 「生物学的」感染症
⇩
不安や恐れ 「心理的」感染症
⇩
偏見・差別 「社会的」感染症
「ウイルス」が感染するより早く、不安による「心理的」感染 が急速に広がっています。そして、社会には「差別や偏見」が感染していくのです。
あまりにもメディアが不安を煽る報道を続け、連日テレビで流したことで、日赤の言う「心理的」感染症が広がり「差別や偏見」につながっています。
■ 日本赤十字社制作 動画「ウイルスの次にやってくるもの」
https://www.youtube.com/watch?v=rbNuikVDrN4&t=68s
日本も感染者が1万人に達し韓国を超えましたが、人口比で見れば感染者は1万人に1人の割合です。死亡率は2.2%ですから、もし感染しても98%は助かります。今後増えるかも知れませんが、それほど恐れる病気ではないように思えます。もう少し明るい毎日が送れないものでしょうか。
もう一度、花の写真をご覧ください。
花は実に平和です。そういえば鳥も虫たちも平和です。全くコロナウイルスに影響を受けていません。
新型コロナウイルスは、人間だけに害を与えます。自然は春を謳歌しているのです。
そこが、コロナが台風や地震、森林火災などと大きく違う点です。コロナの標的は人間だけです。
この世に起きることは何か「意味」があると教わりました。であるとしたら、コロナ惨禍が起きた意味とは?
今、人間の所業が問われています。
人類は自分たちの繁栄のために「自然」を破壊してきました。
日本でも、トンネルを掘ってリニア新幹線や高速道路を作り、サンゴ礁の海を埋め立て軍事基地を作り、海に放射性物質を垂れ流し、豊かな「自然」を破壊し続けています。
食べ残した食品を大量に廃棄し、作り過ぎた農作物も捨てています。やむを得ないとは言え、鳥インフルや豚コレラでは何万匹という生き物が殺処分になりました。人間中心の社会では仕方がないかも知れませんが、自然や動植物は悲鳴を上げていることでしょう。
しかし今回のコロナの影響で、地球上のあちこちで大気汚染は減り、インドでは30年ぶりにヒマラヤが見え、中国でも二酸化窒素の濃度が3割も削減されています(NASAデータ)。地球環境は改善されたのです。
この美しい地球は人間だけのものではありません。
今更ながらそのことを私たちはもう一度胸に刻むべきでしょう。そして、地球のために祈りを捧げるべきでしょう。もちろん、生きとし生けるものを礼拝し、地球に感謝する祈りです。
その祈りが地球に届いたとき、コロナウイルスは役目を終え、消えていくと思います。
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