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    師匠である 安田朴童先生、馬淵仙園先生のお手本を見て書かせていただいています。少しですが自己流の書もあります。 まだまだ未熟ですが、精進して参りますので、ご支援の程お願い致します。

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  • ある町に住む薬売りの老人(実は仙人)は、店先にぶらさがっている壺に時々身を隠してしまいます。 壺の中は別天地。時は悠々と流れ、豊かで充実した人生がありました。 人は、心の持ち方で、このような境涯に達することが出来るのでしょうか。 定年後は、「何をしてもいい自由」と、「何もしなくてもいい自由」 を得たのですが、私も壺中日月長の心境で、悠々としながらも豊かで充実したセカンドライフを目指したいと思います。 このブログは、そんな日々の出来事や思いを書き留めたいと始めました。
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2020年4月 8日 (水)

十四の心

「聞く」と「聴く」は、意味が違います。
 
・「聞く」は、物音を聞く、話し声が聞こえる のように、音や声など自然に耳に入ってくることです。
・「聴く」は、音楽を聴く、講義を聴く、国民の声を聴く のように、積極的に耳を傾けることを表します。
(※違いがわかる辞典より)

当ブログでは、クラシック音楽を鑑賞した場合は必ず「聴く」という字を使います。

「聴く」という字には、「徳をもって耳を傾ける」という意味合いがあるそうです。そう言えば、「聴」と「徳」はよく似ています。つくり(漢字の右)が全く一緒です。


つくりの部分を分解すると、「十四の心」になります。

では、「十四の心」とはどんな心なのでしょう。その前に「徳」という字を書いてみました。

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確かに右側は「十四の心」ですね。


■ 十四の心

 1、親切な心
 2、感謝の心
 3、愛する心
 4、喜ぶ心
 5、尊ぶ心
 6、反省の心
 7、与える心
 8、公平の心
 9、思いやりの心
10、素直な心
11、認める心
12、謙虚な心
13、赦す心
14、祈る心

「徳」のある人とは、こんな心を持った人でしょうか。「徳をもって耳を傾ける」ことが「聴く」ことだとすれば、音楽を聴くことは深い意味があります。
音楽家の心に共鳴し、作曲家の心情に寄り添い、感動をもって聴く。そんなコンサートに今年もたくさん出会えますよう‥‥

一日も早くコロナウイルスが終息しますよう祈るばかりです。

 

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