コロナウイルス狂騒曲の行方 Ⅴ
前回の当ブログ記事から1週間で感染者は2倍になり66万人(世界177の国・地域)を超えました。死者は3万人。
※一方14万人は回復しています。
新型コロナウイルス最新情報サイト(CSSE)3/29/2020 PM3:02
今回のコロナウイルスの対応については様々なことが報道されていますが、その中から疑問に感じたことをまとめてみました。
■ コロナウイルスへの対応7つの疑問
1.マスクは何故ないのか?
未だに解消しないマスク不足、増産したはずのマスクは一体どこへ行ってしまったのでしょう。生産能力の高い日本、輸入大国の日本で「マスク」が数か月も買えない状況は異常です。供給体制に重大な不備のある日本。これを教訓に今後は「洗えるマスク」を常備する必要がありそうです。
2.ワクチン開発に1年~1年半かかる?(WHO)
WHO=世界保健機関のテドロス事務局長は27日、新型コロナウイルスのワクチンの開発には今後少なくとも1年から1年半かかり、来年の春から夏以降になるという見通しを示した(報道各社)。
全く驚きです。WHOは「検査!検査!」と言うよりも「ワクチン!ワクチン!」と叫ばなければなりません。世界中の研究機関は治療薬の開発に懸命な努力をしているとは思いますが、WHOの「呑気なコメント」にはあきれるばかりです。とても東京オリンピックには間に合いません。
3.過度の自粛要請
政府や東京都などの行政機関から出される相次ぐ自粛要請は、オーバーシュートを防ぐ意味で必要な措置ですが、花見の公園まで封鎖するのは明らかに行き過ぎです。これではストレスが溜まって別の病気になってしまいます。
日本中は自粛状態から「萎縮状態」になり、1億総国民が「コロナ鬱(うつ)病」になっています。
4.インフルエンザ大幅減を報道しない大手メディア
今年の3/16~3/22のインフルエンザの1週間当たりの推定患者数は約20,000人となり、8週連続で減少しました。インフルエンザの患者数は更に減少し収束を迎えつつある(Yahoo!ニュース )。
医療機関の報告を基にした厚生労働省の推計によると、2020年の全国の累計患者数(3月1日時点)は、前年同期(約1024万人)の4割を切る約397万人で、600万人以上減少した(西日本新聞)。
相変わらずネガティブな情報しか流さないメディアの姿勢にうんざりですが、ネガティブ好きな日本人の国民性にもうんざりです。
5.財務省の抵抗
新年度予算成立、国民に一律現金給付、財務省が抵抗(報道各社)。
公文書改ざんで信頼が地に落ちている財務省。ここは安倍首相のリーダーシップを信じますが、もし財務省の言いなりになるなら、日本の未来はないでしょう。国滅びて「ピカピカの財務省」が残るだけです。
6.テレワークに潜む危険
働き方改革で「テレワーク」は推進され、今回のコロナ騒動でさらに推進されようとしています。
しかし、在宅の個人用PCでセキュリティは大丈夫でしょうか?専門家は、個人情報漏洩の危険性を指摘しています。コロナウイルス狂騒曲の副作用は静かに進行しているかも知れません。
7.首相夫人の軽率な行動
森友問題で自殺した財務省職員の手記が報じられた3月下旬、昭恵氏は芸能人らとの私的パーティーに参加していた。(週刊ポスト)
2年前、自殺が報じられた日にも、夫人は芸能人とのパーティに参加していた。(週刊文春)
あまりにも軽率な行動です。悲しくなりました。
コロナウイルス狂騒曲の行方シリーズ
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