コロナウイルス狂騒曲の行方
どこまでエスカレートするのか、新型コロナウイルスの対応で世界中がパニックに陥っている。
日本では、明日から1か月全ての学校が休みになる。
あらゆるイベントや集会が自粛ムードで、北海道では非常事態宣言も出た。
観光地ばかりか商店街も閑散としている。日本経済はどうなるのか。
画像出典 https://www.asahi.com/articles/ASN2W652BN2WULFA03L.html
当ブログでは過剰な報道に苦言を呈したが、人々の不安がピークに達した感がある。
マスクが品切れになり、トイレットペーパーまで客が殺到する騒ぎとなった。
冷静な対応が求められる。
一方で、普通のインフルエンザ患者は400万人も減っている。
日本では毎年1000万人がインフルエンザに掛かり、約1万人が亡くなっている。
そのインフルエンザが400万人も減ったら、亡くなる人も大幅に減るだろう。
毎年1万人も亡くなっているインフルエンザはニュースにもならない。
こちらの方がよほど問題である。
しかし、コロナウイルスのお陰(?)で、国民がマスクをしたり手洗いをしたため、インフルエンザが予防されている。
暖冬が原因だと言う人もいるが、インフルは夏場でも流行することはある。
コロナウイルスの狂騒曲は、結果的にインフルエンザ流行に歯止めをかける結果となった。
国民生活や世界経済に多大な影響を与えたコロナウイルスだが、その他にも良い(?)点はある。
企業が実施した時差出勤や在宅ワーク、ネットを活用したライブ配信なども、ある意味では「実証実験」が出来つつある。
また、世界はこのピンチを乗り越え、チャンスに変えようとしている。
新型コロナウイルスの狂騒曲が、人々の「不安」を「希望」に変え、世界中に鳴り響くことを願っている。
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