光彩を放つ歌舞
新春3回目のコンサートは東京楽所(とうきょうがくそ)の「雅楽」公演でした。(2020・1・13)
雅楽は奈良・平安時代から千年以上の歴史があり、世界最古のオーケストラ(管楽器・絃楽器・打楽器の合奏形態)と言われています。
今回は「源氏物語絵巻」の世界に接する貴重な公演とあって、会場は満席の盛況でした。
第1部 管絃(Part 1 Orchestra)、第2部 舞楽(Part 2 Dance)に分かれ、平安時代の名曲「越天楽(残楽三返)」と、古代シルクロードのマスクダンスを楽しみました。
客層は、中高年に交じって若い女性の姿もあり、祭日なので親子連れもありました。また和装の女性も多く、やはり平安時代の雅な雰囲気が感じられました。
意外だったのは、雅楽が初めての人が多かったことです。日本の伝統文化に触れることは素晴らしいことです。令和になってこのような人が増えることは歓迎すべきことと思います。
本日の公演で、世界に誇れる「雅楽」がますます発展し、私たちの精神文化に浸透することを願います。
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