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書の作品

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    師匠である 安田朴童先生、馬淵仙園先生のお手本を見て書かせていただいています。少しですが自己流の書もあります。 まだまだ未熟ですが、精進して参りますので、ご支援の程お願い致します。

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壺中日月長とは

  • ある町に住む薬売りの老人(実は仙人)は、店先にぶらさがっている壺に時々身を隠してしまいます。 壺の中は別天地。時は悠々と流れ、豊かで充実した人生がありました。 人は、心の持ち方で、このような境涯に達することが出来るのでしょうか。 定年後は、「何をしてもいい自由」と、「何もしなくてもいい自由」 を得たのですが、私も壺中日月長の心境で、悠々としながらも豊かで充実したセカンドライフを目指したいと思います。 このブログは、そんな日々の出来事や思いを書き留めたいと始めました。
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2019年12月19日 (木)

異色のテノール八田雄三

キャスティング(投げ釣り)の名手で、アマチュアテノール歌手の八田雄三氏のミニコンサートを聴く機会に恵まれました。(2019・12・18)

釣りの用語であるキャスティングとは、竿にリールをつけ仕掛けを遠くへ投げることを言いますが、キャスティング競技は、その飛距離を競うもので、歴史は古く第1回~3回のオリンピックの正式種目でもありました。

今でも2年に一度世界大会が開かれていますが、八田雄三氏は世界タイトルを1回、日本タイトルを19回手中に収めている世界的なプレヤーなのです。

キャスティングのために徹底的に身体、特に体幹トレーニングに励んだことが、後のテノール歌手としての才能開花に繋がりました。

彼は、声楽の専門教育を受けたわけでもなく、ただ、パヴァロッティやドミンゴのCDを穴のあくほど聴いて独学で勉強したそうです。

その結果、アマチュアとは思えない「豊かな声量」と、一流歌手の「輝かしい声質」を得たのです。まさに名も無い大スターの誕生でした。

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見事な歌唱を披露する八田雄三氏(Xmasコンサート会場にて)

当日は、オペラ「愛の妙薬」より“人知れぬ涙”、日本歌曲“落葉松”、イタリア民謡「彼女に告げて」他を熱唱されました。(ピアニスト市橋治代氏)

本人の話しによれば、免許更新の際、認知症の検査を受けたそうですから、年齢は想像が付きます。その年齢で、この声量は信じられません。少なくとも、現役テノール歌手としては最高齢に近いと思います。

当ブログで動画をお見せ出来ないのが残念でなりません。八田雄三氏の益々のご健勝を祈ります。
 

 

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