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書の作品

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    師匠である 安田朴童先生、馬淵仙園先生のお手本を見て書かせていただいています。少しですが自己流の書もあります。 まだまだ未熟ですが、精進して参りますので、ご支援の程お願い致します。

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壺中日月長とは

  • ある町に住む薬売りの老人(実は仙人)は、店先にぶらさがっている壺に時々身を隠してしまいます。 壺の中は別天地。時は悠々と流れ、豊かで充実した人生がありました。 人は、心の持ち方で、このような境涯に達することが出来るのでしょうか。 定年後は、「何をしてもいい自由」と、「何もしなくてもいい自由」 を得たのですが、私も壺中日月長の心境で、悠々としながらも豊かで充実したセカンドライフを目指したいと思います。 このブログは、そんな日々の出来事や思いを書き留めたいと始めました。
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2019年7月25日 (木)

社名と宗教の関わり

■ スジャータ

釈迦は、悟りを開こうと6年にも渡り難行/苦行を続けました。
紀元前5世紀、釈迦35歳の時です。

生死の境を彷徨い、やせ細った釈迦は通りかかった村で、ある村娘から「ミルクで作ったお粥」を食べさせてもらい、やっと体力が回復し、菩提樹の下に座し瞑想に入り、ついに悟りに達して仏陀になりました。

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この時、釈迦に「お粥」を差し出した村娘の名前が「スジャータ」でした。

コーヒーに入れるフレッシュで有名な「スジャータめいらく(株)」の社名は、釈迦を助けた村娘「スジャータ」が由来です。


■ キッコーマン

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香取神宮 Wikipedia画像より

千葉県香取市、利根川下流右岸の「亀甲山(かめがせやま)」と称される丘陵上に鎮座するのが、由緒ある「香取神宮」です。

この香取神宮の氏子総代 茂木佐平次(キッコーマン創業家の一人)が、「亀甲山」から「鶴は千年、亀は萬年(万年)」という言葉と組み合わせて「亀甲萬」という社名を思いつきました。

「亀甲萬」をカタカナにしたのが「キッコーマン」です。会社のマークも六角形の中に「萬」と書かれていますが、もちろん、この六角形は「亀」の甲羅を表しています。


■ キヤノン

キヤノンのルーツである精機光学研究所の創業者 吉田五郎は熱心な観音経信者でした。

そこで、観音菩薩の慈悲にあやかりたいという気持ちから、日本産初の精密小型カメラの試作機を「KWANON」(カンノン)」と名付けました。また、そのレンズには「KASYAPA(カサパ:釈迦の弟子のひとりである迦葉に由来)」という名を付けるほどでした。

キヤノンの社名は、このカンノンに由来するものですが、1935年(昭和10年)、世界で通用するカメラのブランド名として、Canon(キヤノン)が正式に採用されました。

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ちなみに、
オリンパスは、ギリシャ神話の山「Olympus」が由来です。

日本の神話では高千穂の峰に八百万の神がいる高天原があるといわれており、それに対応する神々の山として、ギリシャ神話の(Olympus)山」を結びつけ商標にいたしました。また高天原の光が世界を照らすように、オリンパスの光学機器製品が世界に行き渡るようにとの願いも込められています。(Olympus公式サイトより)

オリンパスの前身は「株式会社高千穂製作所」です。


■ カルピスと山田耕筰

社名のカルピスは、「カルシウム」とサンスクリットの「サルピス(सर्पिस्) 」を合わせたものです。

「サルピス」は仏教の大乗経典『大般涅槃経』で「五味」と呼ばれ、 乳・酪・生酥・熟酥・醍醐 の中の熟酥(じゅくそ)を指します。

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山田耕筰  画像 Wikipediaより

社名を決める際は、「カルピス」・「サルピス」・「カルピル」の3案が浮上しましたが、当時音楽の第一人者であった山田耕筰氏に社名について相談したところ、「カルピス」が最も響きが良いということで現行社名・商品名になったと言われています。


■ マツダ

創業者 松田重次郎の名前(MATSUDA)と、自動車の原型である 馬車や牛車が発祥した 古代オリエント文明の最高神 「アフラ・マズダー(Ahura-Mazda)」の両方から取って社名を「MAZDA」にしたと言われています。

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アフラマズダー神(右)画像 Wikipediaより


■ 旭化成

旭化成の前身である「旭絹絲(あさひけんし)」の本社が、木曽義仲を祀る義仲寺(ぎちゅうじ)と同じ琵琶湖畔にあり、木曽義仲は自らを「朝日将軍」と名乗り、旭日昇天の勢いであったことから、社名を旭化成工業とし、後に旭化成となりました。

※旭日昇天の勢い=天にのぼる朝日のように勢いが盛んなこと。(goo辞書より)

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画像 義仲寺  琵琶湖ホテルウェブサイトより


■ オムロン

昭和8年創業の同社は、戦時中、京都の御室に疎開していました。御室といえば京都仁和寺の別名であり、仁和寺周辺の地名も表しています。
その御室(おむろ=オムロ)に Nを付けて「オムロン」にしたとされます。

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画像 仁和寺講堂 Wikipediaより


以上、一流企業の社名の由来が宗教に関係していた事例を調べてみました。創業当時の古い話なので諸説あるようですが、何かのご参考になれば幸甚です。

 

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