素粒水についての研究
最近、「素粒水(そりゅうすい)」という不思議な水に出会いました。水素水やアルカリイオン水、ウォーターサーバーなどは知っていましたが、「素粒水」は初めて聞く名前でした。そこで、この「素粒水」なる水を調べてみることにしました。
先ず、もう一度「水」のおさらいです。
■人間の体は水でできている
ご存知の通り、私たち人間の体は、約60~65パーセントが水で満たされています(成人の場合)。
また、脳の75%は水分です。竹内孝仁医師の著書「水をたくさん飲めば、ボケは寄りつかない」では、多くの認知症患者の症状が改善しています。 当ブログ 本の紹介No.38
そして、血液の80%は水ですが、血液は、体の隅々まで酸素、栄養、ホルモンなどを運ぶ重要な役割を担っていると同時に、老廃物や過剰な物質を運び出し、体外に排泄するという大切な働きをしています。
ですから、体に良い水を飲めば健康が維持できるはずです。これからの長寿社会を元気に生き抜くために「水」のクオリティは重要な要素と言えるでしょう。
さて、水道水についてもおさらいです。
■水道水は危険なのか?
私たちの子供の頃は、水道の蛇口から直接水を飲んだりしました。粉末ジュースはありましたが、清涼飲料水などほとんど無かった時代です。今の高齢者はみんな「水道水」で育った世代です。しかし近年、水道水の安全は大きく揺らぎ、水は買う時代になりました。(もちろん水道水も有料ですが)
51項目もの検査を通して家庭に送られる水道水自体は安全といえますが、混入物が心配です。
混入物とは、老朽化した給水管・配管などから出る(恐れのある)、錆、カビ、また微量の鉛、雑菌、さらに「トリハロメタン」などの発がん性物質のことです。
さらに殺菌のため水道水に注入されている塩素(次亜塩素酸ナトリウム)も、1リットル当たり1mg以下(基準)といっても、かなり気になる数値です。浄水場では毎日大量の塩素を使っていますが、浄水場や給水所付近にお住いの家庭には塩素濃度が高い水道水が送られている可能性があります。
※知りませんでしたが、東京と大阪は、オゾンや微生物などによる「高度浄水処理」を採用して、なるべく塩素の濃度を抑えています。行政側も塩素の危険性は認識しているようです。
■水は買う時代になって久しい
そのような背景の中、日本ではミネラルウオーターが右肩上がりの急成長を遂げています。(下図)
残留塩素もなく、ミネラル分の多いことで人気ですが、水道水や浄水器の水と比べると高価であることは否めません。しかし、健康のためには安全を買うしかありません。「自分の身は自分で守る」しかないのです。
それでも、1リットル54円(※売れ筋ランキング1位のサントリー天然水の最安価格)のミネラルウォーターを毎日2リットル飲むと、2人家族で月6500円ほどの出費になります。年間78000円、これはかなり厳しいです。
その意味で、浄水器で安価に作れる「安全な水」が注目されるようになりました。ただ、浄水器は数千円から数百万円まであり、作れる水も色々です。どの水が本当に体に良いのか、どの浄水器を買ったら良いか迷ってしまいます。
■ 常温で4年間腐らない水
私が出会った「素粒水」は、小型の浄水器で作れます。名前の通り「素粒子レベル」のエネルギーとマイナスイオン効果が発生し、半永久的に活発な分子運動(超振動)を保つことで、生体や物質の酸化を抑制します。
さらに、素粒水から発生するエネルギーの干渉が「ホルミシス作用」となり、食材に含まれている生物酵素(エンザイム)を蘇活させ、自然発酵エキスを作ります。もちろん、酵母やアルコールを一切使いません。
信じられませんが、「素粒水」に牛乳や豆乳を混ぜるだけ手作りでヨーグルトも出来ます。種菌は必要ありません。
画像 http://kenkounomise-hashimoto.com/goods2.html
したがって、還元力に優れた「素粒水」は腐敗することがありません。実際、4年間常温で保存した「素粒水」を、(財)日本食品分析センターで分析した結果、飲料水としての水質基準に適合していました。
とても不思議な「素粒水」ですが、研究はこの程度にしておきます。メーカーの回し者と勘違いされても困ります。
■ なぜ、この「素粒水」に興味を持ったか
「素粒水」の開発者には、今日の行き過ぎた物質文明から地球環境を守り、自然と人間が共存できる社会を実現しようという意思を感じます。水の生命力に着目し、「水は記憶物質である」という考え方は、私が敬愛する流水紋作家の重富豪氏の理論と合致します。満々とした水をたたえた青い地球は、まさに「水」の惑星です。環境破壊や私たちの想念で汚れた水を一日も早く浄化しなければなりません。
流水紋作家 重富豪公式サイト http://www.be-stream.net/
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