チャイコフスキー国際コンクール2019 主な国別出場者
4年に一度のチャイコフスキーコンクール(第16回チャイコフスキー国際コンクール2019)が、まもなく(6月18日~予選開始)開幕します。
今回から管楽器部門が増え、コンテスタント(Contestants※コンクール出場者)は228名(※2019・6・16現在)になりました。国際コンクールとしては最大規模と思われます。
公式サイト の出場者を見ると、主催国のロシアが最多の82名ですが、次いで韓国の26名、米国の15名と続きます。管楽器に強いフランスは、管楽器部門に11名(ロシアに次いで多い)が出場し、計12名です。
日本人は8名(ピアノ1名、ヴァイオリン2名、チェロ3名、声楽0名、木管楽器1名、金管楽器1名)です。中国も8名、ドイツも8名、イタリア7名などが出場者の多い国です。特筆すべきは、モンゴルの5名ですが、すべて声楽部門でした。スイスも5名、英国4名です。
それにしても、韓国が相変わらず多いのに驚かされます。特に声楽部門に13名と、層の厚さを誇っています。
尚、今回は「クラシックTV.medici」によるコンクールの「全編無料配信」が決定しています。https://avex.jp/classics/tch16/
■その後、ピアノ部門の藤田真央さん、ヴァイオリン部門の北川千紗さん、チェロ部門の佐藤晴真さんら日本人3名が二次選考への進出を決めました。 おめでとうございます。
■2次審査が終了し、ファイナリストが発表されましたが、ピアノ部門で藤田真央さんが見事決勝進出を決めました!
■決勝で、藤田真央さんは2位! ロシアのドミトリ・シシュキンと並びで同点2位でした。
ちなみに、 ピアノ部門の優勝はフランスのアレクサンドル・カントロフさんでした。
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