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    師匠である 安田朴童先生、馬淵仙園先生のお手本を見て書かせていただいています。少しですが自己流の書もあります。 まだまだ未熟ですが、精進して参りますので、ご支援の程お願い致します。

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  • ある町に住む薬売りの老人(実は仙人)は、店先にぶらさがっている壺に時々身を隠してしまいます。 壺の中は別天地。時は悠々と流れ、豊かで充実した人生がありました。 人は、心の持ち方で、このような境涯に達することが出来るのでしょうか。 定年後は、「何をしてもいい自由」と、「何もしなくてもいい自由」 を得たのですが、私も壺中日月長の心境で、悠々としながらも豊かで充実したセカンドライフを目指したいと思います。 このブログは、そんな日々の出来事や思いを書き留めたいと始めました。
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2019年6月11日 (火)

市民の娯楽「ヤクザ映画」を観る

往年の日活スター 赤木圭一郎主演の映画「拳銃無頼帖 明日なき男」を鑑賞しました。

赤木さんは、映画の撮影中にブレーキとアクセルを踏み違え、猛スピードで大道具倉庫の鉄扉に激突し、 21歳の若さで事故死しています。もう58年も前の出来事です。

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何故、ヤクザ映画を見に行ったのでしょう?

それは、ロケ地が地元(岐阜市)だったからです。

当時(1960年代)は映画のロケ地に岐阜が選ばれることが多かったようです。理由は分かりませんが、岐阜大学の専門家が調べたところ、日活をはじめ、松竹、東映、東宝が制作した映画18本が岐阜市など県内で撮影されています。その多くはヤクザ映画でした。(※資料 岐阜がロケ地となった映画 2019年6月8日発行 小冊子)

1960年といえば、終戦から15年経っていましたが、まだ娯楽の少ない時代でした。映画は市民の娯楽の代表だったと思います。

さて、私が小学3年生の頃、ある映画のロケが自宅前で行われたことがありました。

映画のスタッフから、「恐れ入りますが撮影中は外へ出ないで下さい」と言われました。後日、映画が完成すると、映画会社から入場券を進呈され、家族で見に行ったことは鮮明に覚えています。大スクリーンに自宅(わが家)が映った時はちょっと感動ものでした。その映画の題名は忘れましたので、もう二度と見ることは無いでしょう。でも良き想い出です。

今回の映画も、約60年前の岐阜が見たくなって映画館に足を運んだわけです。当時の岐阜駅、柳ケ瀬、長良川、鶯谷トンネル、金華山ロープウェイ、岐阜城など、とても懐かしく拝見しました。

役者のほぼ全員がタバコを吸っていること(そういうシーンがある)、道路が舗装されていないことに、「時代」を感じました。

なお、映画館は同年代の観客でいっぱい。60年前にタイムスリップしたひと時でした。

 

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