映画「レディ・マエストロ」
実在した女性指揮者 アントニア・ブリコ (1902年6月26日 オランダ生)の没後30年を記念した映画「レディ・マエストロ」が、公開されます。
画像 映画.comより
「女性は指揮者にはなれない」時代、そして女性が指揮者になるという「夢」を見ることさえ許されなかった時代、激しいバッシングを受けながらも決して屈することなく、女性指揮者の地位を確立させたブリコの激動の半生を描いた音楽映画。
ブリコは、ベルリンフィルとニューヨークフィルを初めて指揮した女性ですが、クラシックファンでもあまり知られていません。昔、カーネギーホールで行われた演奏会(ラフマニノフP協2番、指揮は若き日のブリコ)のレコードをどこかで聴きましたが、完全にピアニストに押され気味で影の薄い指揮でした。しかしその後の活躍は目を見張るものがあったようです。
劇中挿入曲は、マーラー「交響曲第4番」、ストラヴィンスキー「火の鳥」、ドヴォルザーク「ロマンス」、バッハ「オルガンコラール」、ガーシュウィン「ラプソディ・イン・ブルー」などです。
映画「レディ・マエストロ」(原題 De dirigen ※英題The Conductor 2018 オランダ)
公開日 2019年9月20日(金)より全国ロードショー
■予告編(国内版)https://eiga.com/movie/91421/video/ (リンク切れはご容赦下さい)
■予告編(海外版)https://www.youtube.com/watch?v=MAk8JIygrEI
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