平成最後の日
平成の名前の由来は、内平かに外成る(内平外成)、地平かに天成る(地平天成)です。
すなわち、「国の内外、天地ともに平和になる」という意味です。
確かに平成は「日本では初めて戦争のない時代」でした。その意味では平和だったかも知れません。
しかし平成の日本は、阪神大震災や東日本大震災を始め、地震や台風、集中豪雨など実に多くの災害に見舞われました。
そんな災害の多い平成でしたが・・・
今日は史上初の10連休中です。海外旅行者は過去最高とのことですが、私は地味に「平成最後の日」を過ごすことにしました。
■ 出会いと別れ
平成は、仕事を通じて出会った仲間や、退職後に共通の趣味で出会った仲間、地域で知り合った仲間など、新しい出会いに恵まれた時代でした。子供は一生の伴侶に出会い、新しい生命が誕生しました。
その一方で、平成には父母が相次いで他界し、恩師や大事な友人が亡くなりました。誰もが経験することですが、多くの出会いと別れの中で、喜びと悲しみが交錯しました。
そこで、平成最後の日は、喜びに感謝し、悲しみを慰める日にしようと考えました。
■ 感謝と慰霊
平成を振り返り、多くの出会いに感謝を捧げるため、産土の神様(伊奈波神社)に参拝しました。
そして、感謝と慰霊のため、仏壇に経文を唱え、先祖の墓に参らせていただきました。
■ しあわせの架け橋
道の駅「平成」に本日完成したばかりの「しあわせの架け橋」に行ってきました。
向かって右に「平成」の額があり、左側に「令和」の額があります。
「平成」から「令和」に、この平和な日本がバトンタッチされることを願いながら、架け橋を渡りました。
さて、今日は全国的に雨でした。有名な合唱曲「水のいのち」(高野 喜久雄 詩/高田三郎 曲)の一節
この雨が、平成時代の「わだかまり」を水に流して、新しい令和時代の「地固め」になる恵みの雨となることを切に願います。
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