恵方巻は胃袋に届くのか
お正月もあっという間に過ぎ、成人式も無事終わりました。
晴れの日が多く、例年になく穏やかな新春でした。
そして、いつの間にか大寒(1月20日)も過ぎ、もうすぐ節分(2月3日)です。
今年の恵方は東北東。スーパーやコンビニでは恵方巻の予約が始まっています。
私たちの子供の頃には恵方巻はありませんでしたが、近年は凄いブームです。
出典 livedoor.blogimg.jp
■ 食品ロス
さて、毎月のように何かしらのイベントがある日本の習慣は悪いことではありませんが、そのたびに大量に捨てられる「食品ロス」が、今問題になっています。
クリスマスケーキ、お正月の食材、そして恵方巻 ・・・
恵方巻のこの時期、農水省では、兵庫県のある食品スーパーの取り組みを紹介して、食品廃棄をなくすよう異例の呼びかけを行っています。
■ もうやめにしよう
このスーパーでは、前年の実績分だけ販売し、欠品が出ても追加販売しないようにしたところ、全8店舗中5店舗で完売し、廃棄量も減った(昨年実績)といいます。
同社は今年も、実績以上の販売はしないとホームページで告知し、「もうやめにしよう」との見出しで、売り上げ至上主義に疑問を呈しています。
■ 回転しない回転ずし
100円寿司全国チェーンの「魚べい」では、寿司は一皿も回転していません。すべて注文品のみをレーンで客席まで運ぶシステムです。
もちろん、廃棄する寿司皿(食品ロス)はありません。余分な仕入れも無くコストも安くなるでしょう。
このように、食品ロスへの取り組みが進んでいます。当ブログでも関心を寄せていこうと考えています。
※当ブログ関連記事 食品ロスを知ろう
日がしだいに長くなり、春へ向かう足音が聞えるようになりました。
春の鼓動を感じながら、全ての恵方巻が皆様の胃袋に届くことを願っています。
節分の次の日が立春です。
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