社会に広がる迷惑電話
今年も迷惑電話がたくさんありました。12月は毎日のように自宅(固定電話)に見知らぬ業者から着信がありました。
そのほとんどは、不審なセールス・勧誘ですが、中には非通知のものもあります。まったく迷惑千万です。
■ 非通知184
ご存知の通り、ナンバーディスプレイを付けても、非通知は発信元(相手)が分かりません。
非通知の設定は、184(いやよ)を最初に付けるわけですが、相手は自分が特定されないようにして電話を掛けてきます。何か都合が悪いことがあるのでしょうか。
最近やっと、非通知からは着信しないように電話機を設定しました。もっと早くすべきでした。
画像出典 matome.naver.jp
そんな時、友人が184を6回続けたら、1104(いいわよ)になると教えてくれました。なるほど、184(いやよ)×6=1104(いいわよ)になります。
※参考動画 トリビアの泉 https://www.youtube.com/watch?v=wopVMcn33bY
だったら、
184を付けて発信する悪徳業者は、7回目には非通知が外れ、発信番号が自動的に相手に通知される(いいわよ)になったら面白いと思いました。
しかし実際にはそんなことはありません。
プライバシー保護の184機能が悪用されています。そして迷惑電話が急増しています。高齢者や一人暮らしの人がターゲットです。
特殊詐欺も1本の電話から始まります。
そのうち電話に出るのが怖くなって、家族や友人からの電話にも出なくなる人が増えるかも知れません。高齢者はますます孤立を深めるでしょう。
そのような孤立を招きかねない迷惑電話への対策は、NTTなどの通信会社がすでに講じているようですが、まだ十分とは言えません。更なる対策強化と、利用者や行政が一体となった取り組みが必要ではないでしょうか。
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