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    師匠である 安田朴童先生、馬淵仙園先生のお手本を見て書かせていただいています。少しですが自己流の書もあります。 まだまだ未熟ですが、精進して参りますので、ご支援の程お願い致します。

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壺中日月長とは

  • ある町に住む薬売りの老人(実は仙人)は、店先にぶらさがっている壺に時々身を隠してしまいます。 壺の中は別天地。時は悠々と流れ、豊かで充実した人生がありました。 人は、心の持ち方で、このような境涯に達することが出来るのでしょうか。 定年後は、「何をしてもいい自由」と、「何もしなくてもいい自由」 を得たのですが、私も壺中日月長の心境で、悠々としながらも豊かで充実したセカンドライフを目指したいと思います。 このブログは、そんな日々の出来事や思いを書き留めたいと始めました。
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2018年11月 7日 (水)

早くも立冬

季節は廻り早くも立冬です。


冬が来てゐる
木ぎれ
竹ぎれ

(山頭火)

放浪の俳人 種田山頭火(1882-1940)の時代には、もちろんエアコンも石油ストーブもありませんでした。

囲炉裏の薪として、木ぎれや竹ぎれを準備して、厳しい冬に備えなければなりません。

住む地域によっては、冬を越すのも命がけだったかも知れません。


スイッチ一つで温かくなる今日の生活に感謝しながら、この俳句を味わうことにしました。

Img_20181107_0001_new

日本の四季は美しいと言いますが・・・

昔の人は、より鮮烈に季節を感じていたのではないでしょうか。生きる真剣さが伝わる一句です。

冬が来てゐる
木ぎれ
竹ぎれ

平成30年11月7日 立冬の日に

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