グラフで見る高齢者の現状
昨日は敬老の日でした。
私の住んでいる地区では、成人式対象者(20歳)は30人しかいないのに、敬老会対象者(76歳以上)は、950人もいます。
こんな地方都市は日本中にザラにあるでしょう。
若者は東京などの大都市に集中し、地方は年寄だらけ。
そして、地方を飛び出した若者も定年後は地方にUターン。老後は郷里で過ごします。
だからますます地方は年寄で溢れます。地方のひがみかも知れませんが現実です。
■ 増え続ける高齢者(65歳以上)
2012年に3000万人を超えましたが、2018年9月15日現在の推計では3557万人とうなぎ上りに増加しています。
高齢者が総人口に占める割合は28.1%、日本人の3,5人に一人は高齢者です。
総務省統計局資料より 高齢者人口推移
※ うち2000万人は女性で、男性より470万人も多い。
■ 100歳以上が7万人(2018年) 平成だけで23倍に!
平成元年には日本全体で3,078人だった100歳が、何と69,785人に激増しました。
そのうち88%は女性(↓ピンクの棒グラフ)です。男性頑張れ!
■ 日本の高齢者は働きバチ
ヨーロッパの高齢者は何故か働きません。
資料 OECD.Stat より
■ 最近の高齢者はネットショッピングがお好き
働いた分、日本の高齢者はお金持ち?
買っている物は、健康食品が断トツ1位のようです。
総務省統計局資料より ネットショッピングの利用推移
日本の高齢者の現状を少し違う角度から見てみました。
これからも元気で長生き、人生の晩年を楽しく過ごして欲しいものです。
と、言う自分も高齢者ですが。
■ おまけ シルバー川柳(ポプラ社刊より)
1.朝起きて 調子いいから 医者へ行く
2.うまかった 何を食べたか 忘れたが
3.ベンツから 乗り換えたのは 車椅子
« バルカン室内管弦楽団 平和のメッセージ | トップページ | 映画「アンナ・カレーニナ」 ヴロンスキーの物語 »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- チャイコフスキーコンクール国別出場者(2023.06.18)
- 書を再開しました(2023.05.14)
- チャイコフスキーコンクール に ウクライナが参加 ?(2023.05.01)
- テロメアとは(2022.07.26)
- 東洋文庫ミュージアムへ行く(2022.07.19)