処暑に思う
あまりの暑さに更新が滞っていました。 しかし、本日は二十四節気の一つ「処暑」です。
処(しょ)は止まるの意があり、「処暑」は暑さが止まって、秋の気配を感じる頃という意味です。
処暑の本日、この夏を少し振り返ってみました。
■ 猛暑と台風(豪雨)に明け暮れた2018年夏
消防庁の速報値によると、熱中症で救急搬送された人は全国で8万人を超え、死亡者数は144人となっています。また、西日本豪雨の犠牲者は200名を超えています。
近年、極端な気象現象はエスカレートするばかりです。
「うだつの街うだる」 ─岐阜県美濃市では国内観測史上2位タイの41.0度を記録しました。今年は郡上市などの山間部の異常な暑さが目立ちました。
「危険な暑さ」 ─外出するのに初めて身の危険を感じました。暑さで連日死亡する人がいるというのは危険過ぎます。ここは本当に日本でしょうか。
「雨乞いと初雪」 ─山形県では6年ぶりの雨乞い神事の3日後に300ミリの大雨で被害発生。一方北海道・大雪山では、平年より1か月も早く初雪を観測しました。
■ 有名人の訃報が相次いだ2018年夏
俳優の津川雅彦さんや、加藤剛さん。沖縄県の翁長知事、劇団四季を作った浅利慶太さん、落語の桂歌丸師匠はじめ多くの著名人が亡くなりました。ご冥福をお祈りします。
■ 慰霊の2018年夏
6日は広島原爆の日、9日は長崎原爆の日、12日は日航機事故33年、15日は終戦記念日でした。16日の大文字山の送り火で、今年も慰霊の8月は過ぎようとしています。ただ、広島の原爆記念式典で、総理が核禁止条約に触れなかったことは残念でした。
■ スポーツ界の不祥事が相次いだ2018年夏
日大アメフト部の悪質タックル事件以来、スポーツ界の不祥事が相次ぎました。日大は、チアリーディング部のパワハラ問題も発覚して大学の体質を問われることに。
日本ボクシング連盟Y会長の「奈良判定」や暴力団との関係は、この夏最大のニュースでした。
さらに最近発覚した、アジア大会バスケットボール日本代表選手による買春事件は世界中に報道され、日本のスポーツ界に大きな汚点を残しました。
■ 不明の2歳児が発見された2018年夏
3日ぶりに奇跡の生還を果たしたよしきちゃん2歳。救出したスーパーボランティア尾畠春夫(78)さんは時の人となってWikipediaにも登場しました。
このニュースは、間違いなく2018年夏の最大の吉報でした。
個人的には、この夏も多くのコンサート、講演会、勉強会などに出掛けました。その感想を当ブログに載せることが出来ませんでしたが、素晴らしい内容ばかりでした。
暑い暑い2018年の夏も、あと少しで終わりますが、暑さの疲れが出ませんようご自愛の程お願い致します。この秋も当ブログをお引き立て下さい。
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