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    師匠である 安田朴童先生、馬淵仙園先生のお手本を見て書かせていただいています。少しですが自己流の書もあります。 まだまだ未熟ですが、精進して参りますので、ご支援の程お願い致します。

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壺中日月長とは

  • ある町に住む薬売りの老人(実は仙人)は、店先にぶらさがっている壺に時々身を隠してしまいます。 壺の中は別天地。時は悠々と流れ、豊かで充実した人生がありました。 人は、心の持ち方で、このような境涯に達することが出来るのでしょうか。 定年後は、「何をしてもいい自由」と、「何もしなくてもいい自由」 を得たのですが、私も壺中日月長の心境で、悠々としながらも豊かで充実したセカンドライフを目指したいと思います。 このブログは、そんな日々の出来事や思いを書き留めたいと始めました。
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2018年7月13日 (金)

人口減少社会に思う

総務省が7月11日発表した2018年1月1日時点の人口動態調査によると、日本人の総人口は1億2520万9603人で、9年連続で減った。

前年から37万4055人減り、減少幅は1968年の調査開始以来、最大。 15~64歳の生産年齢人口は初めて全体の6割を切った。(報道各社)

分かってはいてもショッキングなニュースである。このまま行けば、2055年には人口が1億人を切ってしまう。人口が今より2500万人も減った日本の姿は想像もできない。

しかも、高齢者は増える一方である。労働人口が減って、働ける人が2人に1人の時代になる。 税収は減るのに、社会保障費はどうするのか。年金の破綻は目前である。

Jinnkou
出典 国立社会保障・人口問題研究所(クリックで拡大します)


先進7カ国で人口が減るのは日本とドイツだけで、アメリカ、イギリス、フランス、カナダなど他の先進国は増え続けるという。 (総務省統計局 世界の統計2015)

そのドイツも、50年かけて1100万人減るくらいの緩いペースだが。日本は40年で3100万人も減らす急激な人口減である。

政府の掲げる「一億総活躍社会」では、50年後も人口1億人を維持するとしたが、全く絵に描いた餅になっている。担当大臣はどう考えているのだろう。

そもそも、人口減少社会を真剣に考えるなら、参議院の定数を6名増やすなどとは言えないはずである。どうみても国民目線とかけ離れている。

相変わらず立派な公共施設が建ち、山間部に高速道路が作られ、地方都市にも空港が整備され、リニア新幹線も開通するが、利用者が減れば、いずれ無用の長物になってしまう危険性は否定できない。

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