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    師匠である 安田朴童先生、馬淵仙園先生のお手本を見て書かせていただいています。少しですが自己流の書もあります。 まだまだ未熟ですが、精進して参りますので、ご支援の程お願い致します。

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壺中日月長とは

  • ある町に住む薬売りの老人(実は仙人)は、店先にぶらさがっている壺に時々身を隠してしまいます。 壺の中は別天地。時は悠々と流れ、豊かで充実した人生がありました。 人は、心の持ち方で、このような境涯に達することが出来るのでしょうか。 定年後は、「何をしてもいい自由」と、「何もしなくてもいい自由」 を得たのですが、私も壺中日月長の心境で、悠々としながらも豊かで充実したセカンドライフを目指したいと思います。 このブログは、そんな日々の出来事や思いを書き留めたいと始めました。
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2018年7月17日 (火)

実写に迫るアニメ 「ピアノの森」

NHKでこの4月から放送中のアニメ 「ピアノの森」 第1シリーズの最終話(12回)を見ましたが、ピアノの演奏シーンがとてもリアルに描写されているのに驚きました。

今までのアニメ映像は、どうしても運指が不自然で、鍵盤の上をただ何となく指が動いている感じでしたが、それは仕方のないことで、アニメの限界でもあったと思います。

ところが今回のアニメは、ピアニストの動きと全く同じ動きを再現しているのです。10本の指が個別に動いて、88鍵あるピアノの鍵盤の一音一音を正確に押さえているのです。

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これは、モーションキャプチャ
(motion capture) と言い、実際の人間の動きを計測してデジタル的に記録する技術です。

実際に演奏するピアニストの指の関節部位に光学式マーカを貼ったり、センサーを付けて撮影し、3次元位置情報として取得し,その情報を用いてCGアニメーションとして再現します。 ※ピアノの森が、モーションキャプチャのどの方式を採用したかは確認できていません。

ピアニストの手や指のリアルな動きは、このモーションキャプチャ技術を用いて可能になった訳です。

Dscn32631_2
※画像は、ピアノの森の1シーン(TV画像)です

さらに、このアニメでは、‟フォトグラメトリ ”と言う新技術も採用されています。ホールやピアノなどの実際の写真を360度1000枚近く撮ってコンピューターに取り込みデータ化してアニメ映像に反映させます。

ですから、ホール内の雰囲気や、スタインウエイの質感、鍵盤に落ちる゛手の影″などがとてもリアルです。



実写に迫るアニメ 「ピアノの森」 第1シリーズ(全12話)は終わりましたが、第2シリーズは、2019年1月より放送開始です。音楽ファンに是非お勧めします。

NHK ピアノの森サイト

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