走るストラディバリウス(Stradivarius)
ヴァイオリンの名器 「ストラディバリウス」 と同じ名前の競走馬がいます。
血統の優れた競走馬(サラブレッド)に、ヴァイオリンの最高峰 「ストラディバリウス」 と命名するセンスは流石ですが、日本の馬ではありません。
「ストラディバリウス (Stradivarius) 」 は海外の競争馬で4歳の牡馬、G1を含め既に重賞3勝目です。
今月、英国 ヨーク競馬場で行われた、 ヨークシャーカップ (英G2芝2800m)で圧倒的1番人気、その期待に応えて見事快勝しました。 今後の活躍が期待されるところです。
■ ストラディバリウス成績(参考)
2018/05/18 | ヨークシャーC | G2 | 芝2800 | 1着 | ||||
2017/10/21 | 英チャンピオンズロングディスタンスC | G2 | 芝3200 | 3着 | ||||
2017/09/16 | 英セントレジャー | G1 | 芝2800 | 3着 | ||||
2017/08/01 | グッドウッドC | G1 | 芝3200 | 1着 | ||||
2017/06/23 | クイーンズヴァーズ | G2 | 芝2800 | 1着 |
その後の活躍
■ ストラディヴァリウスが4連覇達成!
2020年07月29日(水) 13時34分(ネット競馬ドットコム ニュース)
現地時間28日、イギリスのグッドウッド競馬場で行われたグッドウッドC(3歳上・G1・芝3200m・7頭)は、中団から進めたL.デットーリ騎手騎乗のストラディヴァリウス(牡6、英・J.ゴスデン厩舎)が最後の200mで前を捕らえ、2着のネイエフロード(牡4、英・M.ジョンストン厩舎)に1馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは3分35秒07(良)。ストラディヴァリウスは父Sea The Stars、母Private Life、その父Beringという血統。この勝利で本レース4連覇の偉業を達成した。また、前走のゴールドCに続きG1通算7勝目となった。
さて先月、日本では 「ワグネリアン」 が、日本ダービー(東京優駿)で優勝しました。(1着賞金2億円)
「ワグネリアン」 とは、有名なドイツの作曲家 ワーグナーの音楽に心酔している人々のことを指します。
多分、オーナー(馬主)がワーグナーファンではないでしょうか。 実はワーグナーのオペラのタイトルは数多く馬名に採用されています。 (例:タンホイザー、ローエングリン、トリスタン、ワルキューレ等)
平成最後のダービーを制したワグネリアン
このように、馬名にクラシック音楽の名前が付くことはしばしばありますが、当ブログが以前より注目していた JRAの 「ショパン」 (牡馬5歳)は、19戦3勝、獲得賞金6400万円(2018・6・2現在)となっています。
■ 参考当ブログ記事 ショパンデビュー 馬名とクラシック音楽
まだまだ頑張って欲しいショパン
因みに、話のネタにしかなりませんが、JRAの2歳牝馬に 「ソダネー」 と命名された馬がいて、早ければ今夏にもデビューする予定だそうです。
「ストラディバリウス」 頑張れ!
「ワグネリアン」 頑張れ!
「ショパン」 頑張れ!
~ 「ソダネー」 ~
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