映画 「終わった人」 を観る
「羊と鋼の森」、「天命の城」 に続き、舘ひろし主演の 「終わった人」 を観てきました。
東大出の田代壮介(舘ひろし)は、勤務先の大手銀行で実績を挙げるものの、出世コースから外され、子会社に出向、そのまま定年を迎える。
しかし毎日やることもなく、公園や図書館へ行っても年寄りばかり。ついに再就職を試みるものの、面接で断られてしまう。
ついつい愚痴をこぼす毎日に妻から見放されていく主人公。
このままではダメだと一心発起して大学院への進学を目指すことになるが・・・
勉学のため通い出したカルチャースクールの受付女性(広末涼子)に淡い恋心を抱くことに。
さらに、スポーツジムの知り合い( I T 企業社長)から 「会社の顧問になって欲しい」 と頼まれる。そして間もなく社長に就任することに・・・
しかし、I T 企業は倒産し、多額の借金を背負わされた主人公は一文無しに。
破滅寸前の夫婦関係、淡い恋、取り戻した仕事への情熱、そして破産。
定年後に待ち受ける人生は想像を絶する人生だった!
仕事一筋の人ほど、定年は人生の終わりを意味する。だから主人公は、定年を 「自分の葬式(生前葬)」 だと思う。
しかし、人生は終わっていなかった。いやこれからが本当の人生かも知れない。
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