ケヴィン・ケナー 研ぎ澄まされた音
ショパンコンクール最高位、チャイコフスキーコンクール第3位のピアニスト ケヴィン・ケナー氏の演奏を聴く機会に恵まれました。 (2018・6・13 豊田講堂)
世界広しと云えども、この両コンクールで入賞しているピアニストは4人しかいません。
前半のショパンプロ。
へ短調(F-Moll)のマズルカ(Op.68)から切れ目なく入ったヘ短調のバラード(第4番)。
その研ぎ澄まされた音がとても美しかった。
後半のパデレフスキのピアノソナタOp.21。
技巧的な第1・第3楽章、比類なきテクニックが光る素晴らしい演奏でした。
ヤマハCFⅢSの状態も最高でした。これほどの演奏が無料で聴けたことに感謝いたします。
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