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    師匠である 安田朴童先生、馬淵仙園先生のお手本を見て書かせていただいています。少しですが自己流の書もあります。 まだまだ未熟ですが、精進して参りますので、ご支援の程お願い致します。

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壺中日月長とは

  • ある町に住む薬売りの老人(実は仙人)は、店先にぶらさがっている壺に時々身を隠してしまいます。 壺の中は別天地。時は悠々と流れ、豊かで充実した人生がありました。 人は、心の持ち方で、このような境涯に達することが出来るのでしょうか。 定年後は、「何をしてもいい自由」と、「何もしなくてもいい自由」 を得たのですが、私も壺中日月長の心境で、悠々としながらも豊かで充実したセカンドライフを目指したいと思います。 このブログは、そんな日々の出来事や思いを書き留めたいと始めました。
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2018年6月20日 (水)

映画「羊と鋼の森」を観る

2016年の本屋大賞を受賞した宮下奈都による 「羊と鋼の森」 の映画を観てきました。

ピアノ調律師が主人公の映画だけあって、調律の基準音A(440Hz)がとても大切に扱われています。音の純度が極めて高く、スクリーンから客席を透き通っていくようでした。

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その意味でも、映画自体はかなりマニアック(専門的)な部分が目立ちましたが、コンサートチューナー役の三浦友和の深みのある演技、主演の山﨑賢人の清々しさが印象的でした。

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画像出典 https://twitter.com/hitsuji_hagane/status/976658006090825728

コンサート会場(ロケ)は、鷹栖町役場たかすメロディーホール(北海道上川郡)や、武蔵野音大バッハザールが使われたようです。

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劇中使用曲は、小犬のワルツ(ショパン)、水の戯れ(ラヴェル)、亡き王女のためのパヴァーヌ(ラヴェル)、きらきら星変奏曲(モーツァルト)、ピアノ・ソナタ第23番「熱情」(ベートーヴェン)、ピアノ・ソナタ第3番(ショパン)など多彩でした

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©2018 「羊と鋼の森」製作委員会

そして、久石譲×辻井伸行によるエンディング・テーマ 「The Dream of the Lambs」 も久石ワールドの温かい曲でした。

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試写会で辻井伸行と握手される天皇陛下



♪ 尚、「羊」 はピアノのハンマーに付いている(羊毛を圧縮した)フェルトのこと鋼」 はピアノの弦を、「森」 はピアノの材質である木材を表わしています。

2年前に書いた当ブログでは、「森」を、ピアノ線が林立しているピアノ内部(アップライトピアノ)のことだと書きましたが、少し取り違えたようです

羊と鋼の森 = ピアノ 書名の発想力

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