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    師匠である 安田朴童先生、馬淵仙園先生のお手本を見て書かせていただいています。少しですが自己流の書もあります。 まだまだ未熟ですが、精進して参りますので、ご支援の程お願い致します。

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壺中日月長とは

  • ある町に住む薬売りの老人(実は仙人)は、店先にぶらさがっている壺に時々身を隠してしまいます。 壺の中は別天地。時は悠々と流れ、豊かで充実した人生がありました。 人は、心の持ち方で、このような境涯に達することが出来るのでしょうか。 定年後は、「何をしてもいい自由」と、「何もしなくてもいい自由」 を得たのですが、私も壺中日月長の心境で、悠々としながらも豊かで充実したセカンドライフを目指したいと思います。 このブログは、そんな日々の出来事や思いを書き留めたいと始めました。
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2018年6月 8日 (金)

名利共に休す

茶人 利休(せんのりきゅう)利休という名前は、「名共に(みょうりともにきゅうす)」 という禅語から取ったといわれています。

意味は、「名誉も利益も求めない」 とされ、本当に立派な人は名誉や富にとらわれないという教えです。

Rikyuu
画像出典 http://h50.akkky.net/entry3.html

しかし最近の風潮を見ていると、立派な人ほど地位や名誉にしがみつき、自己保身に懸命です。


ある監督は平気でウソの記者会見をしたり、

ある官僚は平気で虚偽の答弁をしたり、

ある大臣は、不祥事の責任も取らず、未練がましく居座っています。

せっかく築いた地位や名誉を易々手放したくない気持ちは分かりますが、非を認めない卑劣な言動が目に余ります。

規範となるべきリーダーたちが連日のようにテレビの中で醜態をさらしています。

人間としての矜持を捨ててまで自己の保身に走る姿は、子供たちにどう映っているのでしょう。

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失うものが何もない庶民ですが、「名利共に休す(みょうりともにきゅうす)」  肝に銘じたい言葉です。

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