2023年10月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

開設以来のバックナンバー

書の作品

  • Img_20190628_0001_new
    師匠である 安田朴童先生、馬淵仙園先生のお手本を見て書かせていただいています。少しですが自己流の書もあります。 まだまだ未熟ですが、精進して参りますので、ご支援の程お願い致します。

左上の ▶ 再生ボタンを押して下さい。バッハ、イタリア協奏曲が流れます。もう一度押せば止まります。

壺中日月長とは

  • ある町に住む薬売りの老人(実は仙人)は、店先にぶらさがっている壺に時々身を隠してしまいます。 壺の中は別天地。時は悠々と流れ、豊かで充実した人生がありました。 人は、心の持ち方で、このような境涯に達することが出来るのでしょうか。 定年後は、「何をしてもいい自由」と、「何もしなくてもいい自由」 を得たのですが、私も壺中日月長の心境で、悠々としながらも豊かで充実したセカンドライフを目指したいと思います。 このブログは、そんな日々の出来事や思いを書き留めたいと始めました。
フォト
無料ブログはココログ

« 世界一孤独な日本のオジサン (本の紹介No.032) | トップページ | 降りしきれ 雨よ »

2018年6月12日 (火)

シアワセニナ~ル 幸福への処方箋

久しぶりに体調を崩し、近所の病院へ行きました。


私  : 「先生、どうも気分がすぐれないんですが。」

先生:  「そりゃいかん、顔色が良くないねえ~。」

私  : 「めまいと動悸がありまして・・・」

先生: 「ストレス性の病気かも知れませんね。」

私  : 「はあ、最近色々ありまして・・・」

     「とにかく身体が重いし、何もやる気がしないんです。」

先生: 「分かりました。 ではお薬を出しましょう。」

と言って出してくれた薬が、 「シアワセニナ~ル錠」 !?

Photo_2

私  : 「えーっ、こんな薬あるんですか??」

先生: 「新薬じゃよ、一度飲んでみなさい。」

私  : 「ホ、ホントに効くんですか???」

先生: 「私の言うとおりに飲んだら必ず効くから大丈夫!」

     「まず、毎食後30分以内にこの錠剤、1錠を水で服用すること。」

     「これからが大切なところなんじゃが・・・

     最初の1錠を飲むときに、自分の嫌いな人を思い浮かべ、」

     「その人が幸せになりますように、と祈りなさい。」

私  : 「えーっ、そんなこと出来るわけないじゃありませんか!」

     「好きな人なら祈れますけど。」

先生: 「誰でも理不尽なことをされた経験があるじゃろ?」

     「会社の上司だったり、同僚だったり、近所のおじさんや、もしかしたら、親兄弟

     かも知れんが、どうしても許せん相手がいるはずじゃ。」

     「この薬を1錠飲むたびに、その嫌な相手を許すんじゃよ。」

私  : 「でも自分には出来ません!」

先生: 「だったら先ず、相手を許せない自分を許しなさい!」

私  :  「それってどういうことですかあ??」


チーン、── この時、目が覚めました ──



何だよ! 夢かあ~ 

「シアワセニナ~ル」 なんて変な薬あるわけないだろう。

と言いながらキッチンに行くと、

Siawase

「どひゃーっ」


これは、健康で幸せな人生を送るためには、人を許す(赦す)ことが大切だという真理を説いた話しです。 
(ストーリーは当ブログのオリジナルです)

潔癖で正義感の強い人ほど、いつも誰かに腹を立てたり、怒ったりしています。 

自分を傷つけた相手も、汚れた世の中も赦せません。 確かに今の社会はデタラメです。不正義がまかり通る世の中です。

自分を傷つけた相手がのさばっていても、不正義がまかり通る世の中であっても、どうすることも出来ない 「自分」 が赦せません。

そして次第に許せない人を身近に探すようになります。自分の考えに合わない人は、例え家族であっても赦せません。

人は、一体どれくらい 「赦せない人」 や 「赦せない事象」 をかかえているのでしょう。



その数の分だけ、「シアワセニナ~ル」 の錠剤を飲んでみては如何でしょう?

 

« 世界一孤独な日本のオジサン (本の紹介No.032) | トップページ | 降りしきれ 雨よ »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事